吉田羊、鈴木おさむの監督デビュー作で映画単独初主演!
女優の吉田羊が、鈴木おさむの監督デビュー作『ラブ×ドック』で映画単独主演を果たすことが明らかになった。本作は、少女マンガが原作の10代、20代向けの恋愛映画が人気を博している昨今、“大人も楽しめるラブムービー”をコンセプトに、「遺伝子検査をすれば恋にまつわることがすべてわかる」という不思議な診療所「ラブドック」を舞台にしたラブストーリー。恋も仕事もうまくいかないアラフォーのヒロインに吉田がふんするほか、恋人候補の男性陣に野村周平、篠原篤、吉田鋼太郎、玉木宏が決定している。
ヒロインは、スイーツショップを経営する40歳の飛鳥(吉田)。ひと回り以上年下のパティシエ・聖矢(野村)から突然の告白を受けるが、36歳でドロ沼の不倫関係に陥ったこと、38歳で友人が思いを寄せる相手と恋に落ちてしまったことなどつらい記憶がよみがえり、助けを乞うべくとある診療所を訪ねる……。
鈴木が脚本を手掛けた映画『ハンサム★スーツ』(2008)に登場した“着るだけでハンサムになれるスーツ”しかり、鈴木らしいユニークで奇想天外なアイデアが光るオリジナル脚本の本作に「エンタメ界の中枢を担う鈴木おさむ監督が料理する吉田羊が我ながら非常に楽しみです」と期待を寄せる吉田。黒木瞳の監督デビュー作『嫌な女』(2016)で木村佳乃とダブル主演を務め、「メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断」(2016・関西テレビ・フジテレビ系)で連ドラ主演を果たすも、映画での単独主演はこれが初となる。
年下のパティシエ・聖矢に『帝一の國』『サクラダリセット』前後篇など今年新作が相次ぐ野村、見習いパティシエ・健一に『恋人たち』(2015)で脚光を浴びた篠原、飛鳥と不倫するスイーツ店オーナー・淳治にテレビドラマ「花子とアン」(2014)や「MOZU Season1 ~百舌の叫ぶ夜~」(2014)でブレイクしたベテラン吉田、そして飛鳥の友人が通う整体ジムのトレーナー・俊介に玉木。飛鳥の恋人候補になる華やかな顔ぶれに、吉田は「それぞれ違う色気を持つ俳優の皆様とのセッションも含め、不器用な飛鳥の、恋のドキドキ、チクチクを精一杯お届け出来るよう頑張ります」と意気込みを表している。(編集部・石井百合子)
映画『ラブ×ドック』は2018年全国公開