「LOST」のデイモン・リンデロフ テレビドラマを一気見しないススメ
テレビドラマ「LOST」、映画『プロメテウス』の製作総指揮で知られるデイモン・リンデロフが、テレビドラマを一気見しないことを勧めている。
彼のドラマ「LEFTOVERS/残された世界」が第3シーズンで終了するが、The Wrap によると、メディア向けに最終エピソードを除いた7エピソードが配布されたそう。それと一緒に入っていた手紙に一気見しないススメが書かれていたという。
英語では一気にドラマなどを観ることをビンジ・ウォッチングと言うが、ビンジはどんちゃん騒ぎ、一気飲み、乱用、どか食いなどの意味を持つ。「英語の歴史においてビンジという言葉が健康的または生産的な意味合いで使われたことはない。プリングルズが目の前に一缶あるからと言って、一気食いするべきじゃないだろう。一気食いした後の僕はいつも悲しくなり、罪悪感を感じる」などと書いている。
また一般視聴者へのネタバレに気を付けるようにお願いをしていると共に、こんなに多くのエピソード数を一度に提供したことがないため、不安になっているともコメント。自分の手を離れてコントロールできなくなっている状況をなんとかコントロールしようと、一気見しないススメを説いたらしい。
「ただ、僕は昨晩から今朝の3時まで、Amazonドラマ『Fleabag フリーバッグ』の第1シーズンを一気見しながらプリングルズを一缶平らげたから偽善者なんだけどね」とも付け加えている。
「LEFTOVERS/残された世界」の第3シーズンは8エピソードから成り、アメリカでは4月16日から放送がスタートする。(澤田理沙)