ここパンドラ!『アバター』テーマパーク、米ディズニーワールドで5月から
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アメリカにある「フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」の「ディズニー・アニマルキングダム」で5月にオープンする、映画『アバター』を基にした新テーマランド「パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター」のビジュアルイメージがお披露目され、劇中に登場するファンタジーワールド「パンドラ」の世界観が満載のアトラクションやエリアの概要が明らかにされた。
ジェームズ・キャメロン監督や映画制作会社 Lightstorm Entertainment といった映画のクリエイターチームとディズニーが協力してつくりあげたこの夢のパーク。「アバター・フライト・オブ・パッセージ」と「ナヴィ・リバー・ジャーニー」という2つのアトラクションがあり、「サトゥーリー・キャンティーン」(レストラン)、「ポング・ポング」(ドリンクステーション)では映画にインスパイアされた食べ物や飲み物を味わうことができる。
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「アバター・フライト・オブ・パッセージ」は同作に登場する4枚の翼を持った生物マウンテン・バンシーに乗ってパンドラの森を越え、天空に浮かぶ山へと飛び立つ4Dアトラクション。一方、「ナヴィ・リバー・ジャーニー」はボート型のアトラクションで、生き物たちが美しく光るナヴィ・リバーを旅しながら、パンドラに生息するエキゾチックな植物や動物、そしてナヴィの儀式を目撃することができる(ナヴィはパンドラに住む青い肌を持った部族。ナヴィ語を話す)。
フロリダ州オークランドに位置する「フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」は1971年にオープン。JR山手線の内側面積の1.5倍という広さを誇り、4つのテーマパークに2つのウォーターパーク、その他のエンターテインメントエリア、25以上もの直営ホテルを所有する世界最大のディズニーリゾートだ。
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2011年にウォルト・ディズニー・カンパニーが『アバター』をテーマにしたアトラクション施設を建設すると発表した際には、キャメロン監督は2作目と3作目を2014年と2015年にそれぞれ公開するつもりで、施設はシリーズの終了後にオープンするとされていた。(編集部・海江田宗)
「パンドラ:ザ・ワールド・オブ・アバター」は5月27日より「フロリダ ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート」でオープン