遺族発言から一転…『スター・ウォーズ』エピソード9にレイア姫の登場ナシ
ルーカスフィルムの社長であるキャスリーン・ケネディが、新たな3部作の最終章にあたる映画『スター・ウォーズ』エピソード9(2019年全米公開)には故キャリー・フィッシャーさん演じるレイア姫は登場しないと米ABCの情報番組「グッド・モーニング・アメリカ」で明言した。キャリーさんの弟であるトッド・フィッシャーが、エピソード9にレイア姫を演じたキャリーさんの映像を使う許可をしたと明かした矢先のことだ。
ケネディはトッドの発言について「彼はたぶん混乱してしまったんだと思います」ときっぱり。「われわれはエピソード8(今年12月15日世界公開の『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』)の撮影を全て終えており、本作でのキャリーは絶対的な素晴らしさです。エピソード9の構想を進めているとき、不運にもキャリーはこの世を去ってしまいました。その時点では脚本もまだできていませんでした。そこで再編成して、今年の1月からもう一度やり直したんです。そのため悲しいですが、キャリーはエピソード9に登場しません」と説明した。
これまでレイア姫の役は“エピソード9でより大きなものになる”という前提で制作が進められてきたと報じられていたが、エピソード8までで彼女のストーリーをうまく完結させることができたのだろうか? ケネディは詳細には触れず、「でもエピソード8では彼女のことをたくさん見ることができますよ」とだけ語っている。エピソード9の撮影は7月よりイギリス・ロンドンで始まる。(編集部・市川遥)