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劇場版『コナン』2日間で興収約13億 シリーズ歴代記録を更新

映画『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』メインビジュアル
映画『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』メインビジュアル - (C) 2017 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

 人気アニメシリーズの劇場版第21作『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』が15日より劇場公開を開始し、公開2日間(4月15日・16日)で観客動員数98万7,568人、興行収入12億8,692万8,000円を記録。「コナン」シリーズの最高累計興収作である第20作『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』の興収ペースを上回る数字を打ち立てた。

【映像】映画『名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)』予告編

 『名探偵コナン から紅の恋歌』は、主人公の江戸川コナン(工藤新一)のライバル・服部平次と、平次の幼なじみである遠山和葉の関西コンビを中心に、大阪・京都で起こる百人一首をめぐる事件を描いた物語。昨年の第20作『純黒の悪夢』は「コナン」シリーズのカギを握る“黒の組織”が登場するアクション満載の作品であったが、『から紅の恋歌』は和葉と平次の恋路に新たなライバルが現れるなど、ラブコメ要素もプラスされている。

 ちなみに『純黒の悪夢』の初日動員数は93万3,781人、興行収入12億915万8,900円。この数字と比較して、一気に13億近い数字をたたき出した『から紅の恋歌』の様子をみると、『純黒の悪夢』の累計興収63億円さえも超えていくことも期待される。配給の東宝によると、作品を鑑賞した観客に向けて行ったアンケートでは、93.8%の人が「人にすすめる」と回答し、満足度は96.1%となるなど、アンケートでも昨年を超える高い支持を得ているという。(編集部・井本早紀)

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