橋本環奈“奇跡の一枚”から4年…グループ解散後の進路に迷い
女優の橋本環奈が18日、都内で行われた「Advertising Week Asia 2017」事業戦略発表会に出席し、この春に高校を卒業、そして所属していたグループRev.from DVLが解散した今、進路への思いを語った。
『セーラー服と機関銃 -卒業-』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、めざましい活躍をしていることから世界最大級のビジネスとクリエイティビティーの祭典「Advertising Week」(以下AW)の1DAYアンバサダーに就任した橋本。この日はイベントのイメージカラーであるブルーの衣装で登場し「いつもブルーの衣装を選ぶことはないので、着ると新鮮な気持ちになります」と引き締まった表情を見せた。
AWは、マーケティングや広告、テクノロジー、エンターテインメント業界が一堂に会するイベントとなるが、「普段、お芝居をしていて、エンターテインメントに関する情報に興味を持っているので、LINEやTwitterといったSNSのプログラムに興味があります」という橋本。橋本自身、2013年にファンが撮影した“奇跡の一枚”と呼ばれる写真がSNSで拡散されたことで注目されたが、「あれは4年前になりますが、一枚の写真でこんなにもたくさんの方が知ってくださるんだな」とその影響力に驚きを隠せない様子。「でも、写真の位置情報はオンにしないようにしないと、家や学校の場所がバレてしまうので、気を付けています」と笑ってみせた。
この春に高校を卒業したばかりの橋本だが、「ただ、3月に卒業式をした後すぐに、仕事で制服を着たので、卒業したという実感がまだわかなくて」と話す。さらに「アイドルグループRev.from DVLを卒業し、これからは歌や踊りではなく女優に専念?」という質問には「迷っているところです」と正直な思いを吐露。「私自身、そんなに器用じゃないと思う部分があって。今まではグループ活動をしていて、高校にも通っていたので時間がなかった。でもこれからはいろんなことに挑戦して、これから見つけていけたらいいなと思っている最中ですね」。
女優業を本格化させるために「東京で暮らす準備をしようと思っています」と語る橋本だが、「ただ、なかなか引っ越しの準備ができていなくて」という状況なのだとか。「ずっと福岡に住んでいるので、東京の土地勘がないんです。今日、この会場がどこかもわかっていないくらいだし。だから時間ができたら車の免許を取ってみたい。そうしたら行動範囲も広がるでしょうし、もっと東京を知りたい」と目を輝かせた。そんな橋本に「グループを卒業して、男性の助手席に座ることは?」という質問も飛んだが、「今はお父さんの車の助手席に座ります」と笑って返していた。(取材・文:壬生智裕)
「Advertising Week Asia 2017」は5月29日から6月1日まで六本木・東京ミッドタウンにて開催予定