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向井理、尾野真千子に出演オファー疑惑を一蹴

登壇した尾野&向井
登壇した尾野&向井

 向井理が自ら企画した映画『いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~』の完成披露試写会が18日、都内で行われ、出演もしている向井は、共演の尾野真千子とともに登壇。尾野はこの日まで、本作出演のオファーを向井からのものと認識していたが、それを向井が一蹴する場面があった。本イベントには共演者の岸本加世子成田偉心深川栄洋監督、脚本の山本むつみも出席した。

向井&尾野、なかよく鏡割りも!【他写真】

 映画『いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~』は、向井の祖母・芦村朋子さんの半生を描いた手記「何日君再来」を基に、向井が自身で企画し映像化を熱望した作品で、朋子さんが戦後の混沌とした日々を歩んだおよそ50年にわたる軌跡を映し出す。尾野が主演として向井の祖母、向井が自らの祖父を演じた。

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 尾野は今回のオファーを受けた際の気持ちを「向井くんがオファーをしてくれたのかと……」と切り出すが、向井は「していません! だって気持ち悪いじゃないですか? だからキャスティング権は放棄したんです」とあっさり一蹴。尾野は、その事実をこの日初めて知ったと明かして笑いを誘いながら、「本当に息もぴったりで、現場は楽しかったです」と撮影の様子を振り返った。

 尾野と向井は、かつてドラマ「サマーレスキュー ~天空の診療所~」(TBS系)で共演の機会もある。向井は、尾野の印象について「以前ドラマで一緒の時は、尾野さんは一話に一度は怒られるようなタイプの役だったので、今回はそんな役ではないし、どうなるんだろうと楽しみでした」と話しつつ、しっかりと主役を務めきった尾野に対して「さすが座長です」と称賛の言葉をかけた。

 約7年越しの企画として実現した本作は、ちょうど向井が出演したドラマ「ゲゲゲの女房」(NHK)の打ち上げが行われた際に、同ドラマも手掛けていた脚本家の山本に話を持ち込んだことが始まりだったことを明かしながら、向井はこの日までの道のりを「自分のプライベートの変化とか、いろんなことがあってのタイミングだったし、いい人たちとできたということも、一人の役者としてすごく恵まれている。このタイミングでよかったなと思っています」と感慨深く語っていた。(取材・文:桂伸也)

映画『いつまた、君と ~何日君再来(ホーリージュンザイライ)~』は6月24日より全国公開

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