満島ひかり&永山絢斗、恋人たちの劇中写真一挙公開
満島ひかり&永山絢斗が恋人役で共演する映画『海辺の生と死』(7月29日公開)の新場面写真が一挙公開となり、2人が演じる教師トエと海軍特攻艇隊長・朔中尉が激しい恋に落ちていく過程が見られる。
【写真】満島ひかり&永山絢斗共演『海辺の生と死』フォトギャラリー
本作は、「死の棘」で知られる小説家・島尾敏雄とその妻・島尾ミホがそれぞれ執筆した「島の果て」「海辺の生と死」などの小説に基づき、昭和19年、太平洋戦争末期の戦禍で出会った男女の恋を描く物語。奄美大島・加計呂麻島でオールロケを敢行し、主要キャスト以外は子供たち含め地元の人々の協力を得て進められたという。
公開された写真には、トエと朔中尉がにこやかに食事をするシーンのほか、りりしい表情の朔中尉とその隣に座るトエ、海辺にたたずむ2人、そしてトエが切実な表情で朔中尉に何かを訴えている様子など、2人を巡るさまざまなシチュエーションが収められており、波乱の恋を予感させる。そのほか、トエの生徒たちに囲まれはつらつとした姿や紅をさすシーンなどもあり、目まぐるしく変わっていく満島の表情も印象的だ。
島の子供たちに慕われ、軍歌よりも島唄を歌いたがる軍人らしくない朔に惹かれるトエと、彼女と逢瀬を重ねるなか沖縄陥落、広島の新型爆弾投下と状況が切迫し、出撃の日が迫る朔。戦争に翻弄される男女の狂おしい恋を体現する満島&永山の息の合った共演に期待したい。(編集部・石井百合子)
映画『海辺の生と死』は7月29日よりテアトル新宿ほか全国順次公開