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『シングルマン』トム・フォード監督の最新作、邦題決定!今秋公開

ファッションも素晴らしい本作…『ノクターナル・アニマルズ』より
ファッションも素晴らしい本作…『ノクターナル・アニマルズ』より - (C)Universal Pictures Photo (C)Merrick Morton/Universal Pictures International

 第73回ベネチア国際映画祭で審査員グランプリを受賞した、トム・フォード監督の最新作『Nocturnal Animals(原題)』の邦題が『ノクターナル・アニマルズ』に決定し、今秋より日本公開されることが明らかになった。

華やか!フォード監督&エイミーら本作キャストが集結!【写真】

 ファッションの世界で確固たる地位を築きながら、コリン・ファースを主演に迎えた映画監督デビュー作『シングルマン』でも高く評価されたフォードの監督第2作となる本作。作家オースティン・ライトの小説「ミステリ原稿」を原作に、愛と残酷さ、復讐と償いのきわどい境界線を揺れ動く、離婚した元夫婦の心を描きだす。

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 アートギャラリーのオーナーであるスーザン(エイミー・アダムス)は、夫とともに経済的には恵まれながらも心満たされない生活を送っていた。ある週末、何年も連絡を取っていなかった元夫のエドワード(ジェイク・ギレンホール)から、彼の執筆した小説「夜の獣たち(Nocturnal Animals)」が届く。彼女に捧げられたその小説は暴力的かつ衝撃的な内容で、スーザンはエドワードの真意を模索せずにはいられず。ついには再び会うことを決意する……。

 本作は、スーザンやエドワードが存在する現実世界と、エドワードの執筆した小説の世界が交錯する構造になっている。現実世界でのエイミーやジェイクの熱演もさることながら、過激な内容の小説パートに登場するアーロン・テイラー=ジョンソンマイケル・シャノンの存在感が素晴らしい。2人はそれぞれ、マイケルが第89回アカデミー賞で助演男優賞にノミネート、アーロンが第74回ゴールデングローブ賞で助演男優賞を受賞している。本作は『シングルマン』に続いて批評家からの評価も高く、フォードの監督としての実力が確かなものであることを証明している。(編集部・石神恵美子)

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