大女優ジュリー・アンドリュースの引退の可能性は、ほぼゼロ
『サウンド・オブ・ミュージック』『メリー・ポピンズ』に出演してきた大女優で、プロデューサーや作家としても活躍しているジュリー・アンドリュース(81)。現在Netflixで配信中の子供向け番組「ジュリーのへや」では出演だけではなく、実の娘であるエマ・ウォルトン・ハミルトンと共同プロデュースも行うなど、精力的に活動を続けている彼女にとって“引退”の文字はまだまだ遠いようだ。
同番組配信以前、アメリカ・ニューヨークで行われたNetflixイベント「There's Never Enough TV」に出席したジュリー。本作の企画は2015年の12月からスタート。彼女いわく、人形のスケッチから始まり、2016年2月には脚本作業に取り掛かり始め、撮影・編集と段階を経て、今年配信へとたどり着いたという。
「ジュリーのへや」は、ジュリーがパペットの子供に、毎回変わるゲストと一緒に舞台芸術について教えていくという子供向け番組。現在配信されているのは、全13話のシーズン1のみだが、番組の作り的には今後何シーズンでも作りやすい仕様になっている。実際ジュリーは、「みなさんが見たいと思ってくれる限り、ネットフリックスが、わたしたちにやらせてくれる限りね」とシーズンを続けていくことに意欲満々。また「まだわからないけど、わたしたちができるアートやプロジェクトの数を想像できる? わたしたちはすでにここからどこへ行けて、なにをできるかということを話し合っているのよ。すごくたくさんのことができるのよ」とウキウキした表情を見せる。
また引退の可能性について問うと、「仕事のために色々と考えようとするのは、脳にとてもいいわ」と完全否定。娘のエマが「わたしたちを若くいさせてくれるわ」とジュリーに笑い掛けると、ジュリーも「そうね。間違いなく、わたしを若くキープしてくれるわ」と同意していた。彼女はきっと最後まで女優業や仕事から離れることはないのだろう。(編集部・井本早紀)