新マーベルヒロインも『君の名は。』を観ていた!なぜか主演俳優にも猛プッシュ
現在Netflixで配信中のドラマ「Marvel アイアン・フィスト」でヒロイン役を務めているジェシカ・ヘンウィックが、2月にマスコミ向けにニューヨークで行われた合同取材会中に、主演のフィン・ジョーンズに向かって「『君の名は。』は観た?」と質問。フィンに向かって「すごくいいから観て」と熱烈なプッシュを繰り返していた。
「Marvel アイアン・フィスト」は、修行によって武術と炎を操る神秘の技「アイアン・フィスト(鉄鋼の拳)」を手に入れたマーベルヒーローの一人“アイアン・フィスト”ことダニー・ランドの物語。劇中にはカンフーなどの東洋武術が多く含まれており、ダニーの味方になるヒロインのコリーンも道場で剣道を教えているキャラクターだ。
そのため「ゲーム・オブ・スローンズ」シリーズや映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にも出演してきたジェシカだが、今作でのアクションに挑む際には、空手とか合気道などの日本的な武術を学んだという。そのほかにもクラヴマガやストリートファイトなども身に着けていったとのこと。一方のフィンはカンフーや太極拳などを主とするトレーニングを積んだよう。
そんな二人に「武術のほかにも東洋の文化自体への興味も沸いたか?」という質問を向けると、フィンは「精神世界とか武術とは関係ないけど、スタジオジブリの映画が好きなんだ。ほら、アニメの。大ファンだよ」と主張。するとアニメに反応したジェシカが、フィンに向かって「『君の名は。』は観た?」とツッコミ。フィンが「僕の名前かい?(『君の名は。』の英語タイトルは『Your Name.』)」と答えて未鑑賞であることをうかがわせると、ジェシカは「『君の名は。』っていう映画よ。よかったわよ」と鑑賞をオススメする姿を見せていた。
またそのほかにもフィンは、本作に取り組む前から仏教やチベット文化に興味があり、セミナーや瞑想のカルチャークラスを受けていたことを告白。そしてシンガポール出身の中国人を母親に持つジェシカは、中国文化への造詣も深いそう。彼女は「クリスマスで里帰りしたんだけど、実家には仏像があるし、インドの女神像もある。幼い頃からシンガポールやマレーシアで過ごすことも多かったわ。お寺やお香にもなじみがあるしね。だから私にとっては懐かしい世界かな。考え方も含め、今の自分に大きく影響してるわ」とも明かしていた。(編集部・井本早紀)