福士蒼汰の“生壁ドン”に女子高生から黄色い悲鳴
俳優の福士蒼汰が25日、埼玉県立富士見高等学校で行われた映画『無限の住人』公開直前イベントに木村拓哉、杉咲花、満島真之介、三池崇史監督とサプライズ登壇し、集まった約700人の生徒たちを熱狂させた。さらに福士は“生壁ドン”を披露し、女子高生を悶絶させた。
大歓声で迎えられた福士は「高校生のパワーがみなぎっていて力がすさまじいし、格好いい」と会場に立ち込めるエネルギーに笑顔。また、「高校生に戻ったら留学をしたい。高校2年の終わりから役者を始め、大学生活もなくここまで来たので、『今しかできないこと』をやりたかったなと思います」と自身の高校生活を振り返った。
この日は、新学期特別講演として生徒の質問に登壇者たちが答える時間も設けられた。その中で女子生徒から「どのようなきっかけで夢を見つけましたか?」と聞かれ、「仕事に責任がともない、他の人に負けたくないという気持ちが出てきてから(役者をやっていこうという明確な)夢ができました」と答える福士。そして、生徒が女優を目指しているとわかると三池監督がステージ上に招き、即興で芝居をすることに。福士が「場所が高校なんで、なんて言おうかな……」と考えていると、木村が「わかりました。俺と真之介で壁を作ります!」と福士の真骨頂「壁ドン」をアシストした。
まさかの展開に生徒たちが大騒ぎする中、木村と満島が本作のパネルを使って壁を作り、三池監督が「よーい、ハイ」と合図をして芝居がスタート。福士が壁ドンをしながら「俺のことどう思ってる?」と至近距離でささやくと、生徒は「格好いいと思ってる」と告白。三池監督が「それ、お芝居じゃなくて(その)まんまじゃん」とツッコむが、福士は全校生徒の前でお芝居ができたことを称え、ご褒美に「頭ポンポン」をしてあげ、「じゃあ、またいつか共演できるようになりましょう」とコメントした。福士のイケメンぶりと気遣いに女子生徒は大喜びで、会場には黄色い悲鳴が響き渡っていた。
本作は、沙村広明の人気コミックの実写映画化。不死身の侍・万次(木村)が、両親を殺された少女・凜(杉咲)の復讐を手伝うために用心棒となり、最強剣士たちとの壮絶な戦いに身を投じていく。福士は剣客集団「逸刀流(いっとうりゅう)」を率いる天津影久として万次と対峙する。(取材/錦怜那)
映画『無限の住人』は4月29日より全国公開