DCヒーローがいる世界の一般人を描いたドラマ、放送がお蔵入り
DCコミックスのヒーローと悪役が存在する世界の保険会社に勤める“無力な”一般人の姿を描いた米テレビドラマ「パワーレス(原題) / Powerless」が放送スケジュールから外され、事実上のキャンセルが決まったと The Wrap などが報じた。
同ドラマは、ヒーローや悪役たちによる破壊行為で損害をこうむった一般人向けの保険会社を舞台にしたコメディー。保険調査員のエミリーを、「ハイスクール・ミュージカル」のヴァネッサ・ハジェンズが演じていた。ほかには、映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』でK-2SOを演じたアラン・テュディック、「コミ・カレ!!」のダニー・プディなどが出演していた。
放送がお蔵入りとなったのは最後の2エピソードで、1966年の「バットマン」でバットマン/ブルース・ウェインを演じたアダム・ウェストがゲスト出演しているエピソードも含まれているとのこと。
ショーランナーのパトリック・シュマッカーはTwitterで残念なニュースを報告。「『パワーレス(原題)』は今週も来週も放送はなくなった。それは確実だ。ほかに想像がつくこともあるが、悪いことなのでやめておこう。観てくれてありがとう」とつぶやいている。(澤田理沙)