初期“ローグ・ワン”メンバーは…人間・ドロイド・異星人の構成だった!
『スター・ウォーズ』シリーズ初のスピンオフ実写映画として、全世界で大ヒットを記録した『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のMovieNEX発売をいよいよ明日4月28日に控え、同商品のブルーレイ特典ディスクに収録されているボーナス映像の中から一部が公開され、“ローグ・ワン”メンバーの初期構成が明らかになった。
1977年に全米で劇場公開され、空前のブームを巻き起こしたシリーズ1作目『スター・ウォーズ エピソードIV/新たなる希望』では、レイア姫が反乱軍の切り札として、宿敵帝国軍の究極の兵器デス・スターの設計図をR2-D2に託し、壮大な物語の幕を開けた。しかし、その設計図の入手経路については作品冒頭のオープニングクロールで“反乱軍のスパイは帝国の究極兵器に関する秘密の設計図を盗み出すことに成功した”としか言及されず、これまで詳細が語られることはなかった。デス・スターの設計図を手に入れた反乱軍スパイとは誰だったのか。そして彼らは一体どのように盗み出したのか。その知られざる物語を考案したのは、シリーズ生みの親であるジョージ・ルーカスの特撮工房ILMでチーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるジョン・ノールだ。数年の時を経てノールの考えた原案は具体化され、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』が誕生したのだった。
今回公開された映像では、本作のプロダクション・デザイナーを務めたダグ・チャンが「彼(ノール)が提案したアイデアが作品になると聞いたから、急いで彼の所へ行って内容を尋ねた。“僕も手伝いたい”ってね」と企画が立ち上がった当時を興奮気味に振り返る。当初はまだ監督も脚本家も決まっていなかったことから、チャンは発案者のノールを中心とした小規模のチームで物語のベース作りを始めようと提案したそう。
その精鋭チームの一人であるILM美術部門のコンセプト・アーティスト、クリスチャン・アルズマンがノールから最初に頼まれた仕事というのが、反乱軍のチーム、すなわち“ローグ・ワン”メンバーの初期イラストだったそうで「チームは様々な人種の人間とドロイドと2人の異星人という構成だった。最初の段階から指揮官はジンだった」と明かす。映像では、実際の本編で描かれている“ローグ・ワン”メンバーとは趣が異なる、その貴重なイラストも見ることができ、ファンには見逃せない内容になっている。
明日発売のMovieNEXには、今回公開された映像のほかにも、初めて明かされる制作秘話や、キャスト・スタッフのインタビュー、特別映像など、1時間13分にも及ぶボーナス映像が収録されている。発売日の28日に向けてカウントダウンを行ってきたシネマトゥディでは、明日も膨大なボーナス映像の中から厳選された映像の一部が公開される予定だ。(編集部・石神恵美子)
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は先行デジタル配信中、MovieNEX初回限定版(4,200円+税)はいよいよ明日4月28日発売、MovieNEXプレミアムBOX(13,000円+税)も数量限定で同時発売