『ヒューゴの不思議な発明』原作者の児童書、映画化の米公開が決定
映画『ヒューゴの不思議な発明』の原作者ブライアン・セルズニックの児童書「ワンダーストラック(原題) / Wonderstruck」の映画化作品(トッド・ヘインズ監督)が、10月20日に限定公開、11月中旬に全米公開することが決定したとWrapほか複数のメディアが報じた。
ジュリアン・ムーア、ミシェル・ウィリアムズ、エイミー・ハーグリーヴスなどが共演している同作は、『6才のボクが、大人になるまで。』のジョン・スロスと、『アリスのままで』のクリスティーン・ヴェイコンとパメラ・コフラーが製作を担当し、アマゾン・スタジオズとロードサイド・アトラクションズが配給する予定。
セルズニック自ら脚色を担当した原作のストーリーは、1977年に母親が亡くなり家出したミネソタ州からニューヨークに向かった少年ベンと、その50年前の1927年に女優リリアン・メイヒューに惹(ひ)かれる少女との時代を超えた交流を描いたもの。『ヒューゴの不思議な発明』で高く評価されたセルズニックの原作が、どのように映像化されたのか興味深い。またアワードシーズンに向けて公開することで、さらに期待が高まる。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)