ワンダーウーマンのおっぱいじゃない!原作ファンの批判を主演女優ばっさり
DCコミックスきっての美女戦士を実写化する映画『ワンダーウーマン』(日本公開8月25日)で、主演を務める女優ガル・ガドットは、人々が彼女の胸のことで頭がいっぱいになっていることを理解できないという。
ワンダーウーマンの原作ファンたちは、ガルの胸がワンダーウーマン役にしてはあまりに小さすぎると思い、心配しているのだというが、ガル本人はそれを気にしていないという。彼女はThe Sun に対して、「人々はわたしの胸をかなり気にしているの。わたしのは明らかに“ワンダーウーマンのおっぱい”でないそうよ。仕事柄、こういう批判は避けられないものね」と語る。
ワンダーウーマンは女性だけで暮らすアマゾン族の戦士で、ベースになったギリシャ神話での同部族は弓矢をより的確に引くために、片側の胸を切り落とすとされている。「ワンダーウーマンはアマゾン族だから、おっぱいは1つだけのはずなんだけど、(自身の演じるワンダーウーマンは)小さなおっぱいでも2つあるから幸運なんじゃないかしら」とウィットに富んだコメントを飛ばしつつ、「概して私はそんなことを気にせず、ワイルドな冒険に繰り出す、とてもアイコニックで重要なキャラクターを演じることができる立場にあることを、なんてラッキーなのだろうと感じているわ」と続けた。
兵役経験もあるガルふんするワンダーウーマンは、すでに『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』でその姿を披露しているが、役づくりのためのトレーニングは手強かったとも明かす。「わたしはわりと運動が得意だったんだけど、これは別次元だった。ワンダーウーマンは女性の強さを体現したようなキャラクターだから、近道なんてなかった。撮影していないときは、セットにあるテントに戻っては特訓をしていたわ」。
「真冬のイギリスで撮影したときのことなんて……タイトなスカートで泥の中を這うのは想像以上に難しいの。でも、痩せすぎでいるのをやめ、最終的にその拷問はムダじゃなかったと思う。少女に戻った気分だったわ。キリマンジャロを見上げて、毎日思うの。“一体どうやって、私は頂上まで登るつもりなの?”って。ゆっくり、でも確実に、そして適切なチームと一緒に、私はそれを成し遂げた。本当に毎日、肉体的にキツイことばかりだった。本当に疲れきって言い訳をしたいと思ったのは、哀れだったわ。最初は、私一人で腕立て伏せすらできなかったの。それをできるようになったわ」と過酷な日々を振り返っていた。(BANG Media International)