『スター・ウォーズ』博多祇園山笠に登場!最大サイズの山笠が走る!
福岡県・博多の伝統的な夏祭り「博多祇園山笠」に、映画『スター・ウォーズ』シリーズのキャラクターを飾った「スター・ウォーズ山笠」が登場することが明らかになり、デザインが公開された。
前作『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が公開された2015年、伝説のシリーズの復活を記念し、日本各地の行事に根差したコラボレーションを実施した『スター・ウォーズ』シリーズ。今年の12月15日には、続編『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の公開を控えるなか、776年の伝統を誇る国の重要無形民俗文化財にして、昨年末にユネスコ無形文化遺産にも登録された「博多祇園山笠」への参加が決定した。
祭りの見どころが、街中を練り歩く山笠と呼ばれる山車のような祭具。今回作成される「スター・ウォーズ山笠」は“走る飾り山笠”の異名を持つ「八番山笠 上川端通」と呼ばれるもので、洋画を題材にした山笠の制作は史上初。高さ13メートル、重さ2トンというサイズは、実際に走る山笠では最大のものになる。
ルーカスフィルムが監修したデザインは、C-3POとR2-D2、BB-8といったドロイドはもちろん、ダークサイドを思わせる真っ赤な炎に包まれた敵役カイロ・レン、そしてヒロインのレイがジェダイを思わせる青い波を背景にカイロ・レンに挑む様な姿が描かれている。
山笠は7月1日から14 日まで博多区の上川端商店街に飾られ、実際に山笠が走る12日の「追い山馴らし」、15日の「追い山」で博多の街を駆け巡る。
実際に山笠の制作にあたる人形師の田中勇氏は「世界的な人気を誇る『スター・ウォーズ』の博多人形を制作させていただけることとなり、大変光栄であるとともに大きな重圧も感じております。日本のみならず世界中の皆様に喜んでいただける作品にできるよう、現在鋭意制作中です」と意気込みを語っている。(編集部・入倉功一)
映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は12月15日より全国公開