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キュウレンジャー、10年後もヒーローでいたい!先輩たちと夢のコラボで刺激

テレビシリーズで共演するキュウレンジャーとギャバン! 山崎大輝、石垣佑磨、岐洲匠
テレビシリーズで共演するキュウレンジャーとギャバン! 山崎大輝、石垣佑磨、岐洲匠

 6月11日放送予定の特撮ドラマ「宇宙戦隊キュウレンジャー」(テレビ朝日系・午前7:30~)の第18話に、宇宙刑事ギャバンtypeG/十文字撃役の石垣佑磨、そして特捜戦隊デカレンジャーのゲスト出演が決定。そこでキュウレンジャーのシシレッド/ラッキー役の岐洲匠、ヘビツカイシルバー/ナーガ・レイ役の山崎大輝が、石垣と共に今回のコラボを振り返った。

【写真】永遠のヒーローたちが共闘!

 悪に支配された宇宙を救うため戦うキュウレンジャー。今回放送される18話では、彼らとギャバン、デカレンジャーという歴代の二大宇宙ヒーローが共闘。岐洲が「台本をもらった時から緊張、緊張、緊張でした。でもギャバンの十文字撃には勢いがあるし、ラッキーと似た部分があるから、元気さでは絶対に負けたくないと思っていました」と語れば、山崎も「僕も普通にヒーロー雑誌なんかを見ていて、ギャバンが好きでしたからね。石垣さんとお芝居できるというのが本当にうれしくて。台本もしっかり読み込んで、現場に向かいました」と笑みを浮かべる。

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 今回のエピソードは、6月17日より公開予定の映画『スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー』の前日譚(たん)となる。石垣は撮影前にキュウレンジャーを研究してファンになったといい、たくさんのアイデアを現場にもたらしたという。「本編のストーリーとは直接は関係ないんで、僕は外伝と言っているんですけど、出会うわけのない異世界の人間が出会うことで、化学反応が起こればいいなと思っていました。僕の意地として、キュウレンジャーの18話は本当に面白かったねと言われるような回にしたかったんです」と語る石垣の姿勢に、山崎も感激しきりで、「僕たちのここを広げたら面白いかな、共通点はこういうところがあるから、そこを広げたら面白くなるんじゃないか、という形でお芝居をしてくれて。本当に刺激になりました」と笑顔を見せた。

 一方、10年以上たってなおファンから愛されるデカレンジャーについても「本当にあこがれますよね」と語る岐洲。「『スペース・スクワッド』では、戦闘シーンでデカレンジャーのオープニング曲が流れたんですよ。あれはめちゃくちゃ感動しました。キュウレンジャーもこういう風になったらいいなと思いました」。

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 そんな中、若き二人の後輩たちに「10年後、有名になって、特撮はもうやらないとかやめてよ」とエールを送った石垣。「僕は本当に特撮が大好きなんで。10年後も絶対にやりたいです」と岐洲が決意を語れば、山崎も「俺もやりたいです。10年後にもキュウレンジャーのことを覚えてもらえるようなヒーローになりたいです」と続けた。

 今回の共演をきっかけに、“東映版アベンジャーズ”として展開される『スペース・スクワッド』シリーズへのキュウレンジャー参戦の可能性も出てきた。石垣も「当然、彼らをスカウトしに行きたいですね。彼らは異世界にいるんで、簡単に会いに行けないですが、ギャバンならどうにかして会いに行く方法を探るはず。そういうのがあった方がお客さんも夢があるじゃないですか」と誇らしげに語った。(取材・文:壬生智裕)

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