アニメ版ゴジラ、『シン・ゴジラ』超えの歴代最大サイズ!シルエット公開
『ゴジラ』シリーズを初めてアニメーション映画化する『GODZILLA -怪獣惑星-』に登場するゴジラのシルエットが公開された。本作には、2万年にわたって地球で成長を続けたゴジラが登場、そのスケールは『シン・ゴジラ』の個体を超える「歴代最大サイズ」になるという。また公開日は11月17日に決定した。
巨大生物“怪獣”の出現と、その怪獣をも駆逐する究極の存在“ゴジラ”。半世紀にわたる怪獣たちとの戦争の末、人類は地球脱出計画を実行する。しかし、20年をかけてたどり着いたその地は生存可能な環境ではなく、人類は危険な長距離亜空間航行で地球へと帰還。しかし、たどり着いた地球は、すでに2万年の歳月が経過していた。本作では、成長を続けながら地球に君臨し続けてきたゴジラと人類の因縁が描かれる。
公開されたアニメ版ゴジラのシルエットは、昨年大ヒットを記録した庵野秀明総監督の『シン・ゴジラ』に登場した個体とは明らかに異なっており、監督の瀬下寛之は「膨大な質量を支える為の独特の体組織と筋繊維の集積により、とてつもなく逞しいフォルムの造形となりました」と説明。
共同監督の静野孔文は「これまでのゴジラに縛られなくていいと当初より東宝さんからお許しをいただいたので、自由な発想でアニメならではのかっこいいゴジラが出来上がったと思います」と明かしており、東宝の古澤佳寛プロデューサーは「生命として2万年成長し続けた結果、『シン・ゴジラ』に登場する個体をも超える歴代最大サイズのゴジラが誕生しました。永きにわたり地球に君臨し、独自の生態系を築き上げたゴジラの姿にどうぞご期待ください」と自信をのぞかせている。
両親を殺したゴジラへの復讐に燃える主人公ハルオを演じるのは人気声優の宮野真守。そのほか、櫻井孝宏、花澤香菜、杉田智和、梶裕貴、諏訪部順一が参加。ストーリー原案・脚本はテレビアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」シリーズなどで知られる虚淵玄が担当する。(編集部・入倉功一)
映画『GODZILLA -怪獣惑星-』は11月17日より全国公開