スティングの娘、ドラマ版『スノーピアサー』に出演
米ケーブル局TNTでテレビドラマ化される映画『スノーピアサー』のパイロット版に、『フランシス・ハ』で主人公の親友ソフィーを演じたミッキー・サムナーがキャスティングされた。Deadlineなどが報じている。
オリジナル映画の舞台は地球温暖化を防ぐために散布された化学薬品によって全ての陸地が雪と氷に覆われた2031年。生き残った人類は一台の列車に乗り込み、階級闘争と社会的不平等が車内で繰り広げられる中、永久にあてもなく移動する。ドラマ版は、氷河期突入から7年後の世界が舞台となる。
ミッキーが演じるのは、気が利き、親身になってくれて、抜け目のない車掌助手ベス・ティル。列車の警備チームの一員でもある。彼女は突然、現状が大きく変わるほどの謎に巻き込まれてしまうという。ほかには、ジェニファー・コネリーがファーストクラスの乗客で、日々の車内アナウンスを担当しているメラニー・カヴィルを、デイビード・ディグスが列車内の戦いに不本意にも巻き込まれる囚人レイトン・ウェルを演じる。
ミッキーは歌手スティングの娘で、『リトル・ミス・サンシャイン』のジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス監督が手掛けた今年全米公開予定の『バトル・オブ・ザ・セックシズ(原題) / Battle of the Sexes』にも出演している。(澤田理沙)