巨匠ヴィム・ヴェンダース新作は男女が織りなす会話劇!12月公開へ
映画『パリ、テキサス』などを手掛けたドイツの巨匠ヴィム・ヴェンダース監督による最新作の邦題が『アランフエスの麗しき日々』に決定し、12月より日本公開されることが明らかになった。
2016年ベネチア国際映画祭コンペティション部門に出品された本作は、ヴェンダース監督作『ベルリン・天使の詩』(1987)などの脚本を担当した友人の劇作家ペーター・ハントケの戯曲を映画化したもの。全編にわたって男女が織りなす会話劇として構成され、ヴェンダース監督にとって初のフランス語作品となった。
美しい夏の日、木陰のテラスでテーブルを挟み男女が座っている。2人は性的体験、子供時代の思い出、夏の本質、そして男と女の違いについて、語り合うのだった。『ゼロ・ダーク・サーティ』などの俳優レダ・カテブと、舞台・映画で活躍する女優ソフィー・セミンが出演し、男女の会話を男性・女性それぞれの視点でみせる。(編集部・石神恵美子)
映画『アランフエスの麗しき日々』は12月より YEBISU GARDEN CINEMA ほか全国順次公開