いとうあさこ、『怪盗グルー』声優抜てきにパニック!山寺・宮野・福山も参戦
かわいらしい黄色のキャラクター・ミニオンが登場する人気シリーズの最新作『怪盗グルーのミニオン大脱走』の吹き替えキャストが新たに発表され、お笑い芸人のいとうあさこがハリウッド映画声優に初挑戦することが明らかになった。
いとうは、グルーとルーシーが所属する反悪党同盟の新たなリーダーとなる女性ヴァレリーの声を担当。今作で登場するグルーの最強のライバル怪盗、バルタザール・ブラット(日本語吹き替え声優:松山ケンイチ)を取り逃がしてしまったグルーとルーシーに対してクビを言い渡す冷徹なキャラクターだ。いとうは「わたしのような悪声をご指名いただき、興奮と喜びととまどいで軽くパニックになりました(笑)」とオファーにビックリ。だがしっかりと役づくりは行ったようで、「ヴァレリーは、グルーの人生をゆさぶる役です。イイ女、できる女感を大事にしました(笑)」とのこと。
そのほか日本語吹き替えキャストとして、グルーの双子の兄弟ドルーの執事フリッツ役に第1作『怪盗グルーの月泥棒 3D』から参加している山寺宏一、バルタザールの相棒のロボット・クライヴ役に宮野真守、グルーの養女マーゴと恋に落ちる少年ニコ役に福山潤が決定。
『怪盗グルーのミニオン危機一発』などにも声優出演している宮野は、アフレコを振り返り「今回もドルーやバルタザールなど、一癖も二癖もあるキャラクターが登場し、僕も爆笑しながら収録させていただきました(笑)」とコメント。また今回イルミネーション・エンターテインメント作品に初参戦となる福山は「長く愛されるこのシリーズに参加させていただきましてとても光栄です」と語っていた。また前作に続き、グルー役の笑福亭鶴瓶、アグネス役の芦田愛菜、ルーシー役の中島美嘉なども声優出演している。(編集部・井本早紀)
映画『怪盗グルーのミニオン大脱走』は7月21日より全国公開