「ゲーム・オブ・スローンズ」原作者の短編小説テレビドラマ化、パイロット版決定
海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作者ジョージ・R・R・マーティンの1980年の短編小説「ナイトフライヤーズ(原題) / Nightflyers」のテレビドラマ化が一歩前進した。
Deadlineなどによると、米ケーブル局Syfyでパイロット版の製作が決定したとのこと。地球が崩壊する前日、新たな生命体と接触を図ろうとする異端的な科学者8人と力のあるテレパスが、宇宙船ナイトフライヤーに乗船し、太陽系の端まで旅をするというストーリー。旅の途中、船内で恐ろしく、暴力的な出来事が起こり始めると、乗員はお互いを疑うようになるという。
脚本を担当するのは映画『ゾンビ・ホスピタル』(日本劇場未公開)のジェフ・ブーラー。局の親会社NBCユニバーサルのビル・マクゴールドリックは「ジョージ・R・R・マーティンによる、身も凍るような『ナイトフライヤーズ(原題)』の世界をより深く掘り下げていくことを楽しみにしています。ジェフの脚本は、このクラシックなSFホラー・ストーリーを要約し、テレビドラマの形で狂気の深さを探れるよう脚色してくれています」とコメントしている。
同小説は1987年に『デーモン・ギャラクシー/魔女伝説』として映画化されている。(澤田理沙)