福田雄一監督、入院報道の堂本剛を交えた『銀魂』トークショーを希望
累計発行部数5,100万部を超える空知英秋の大人気コミックを実写映画化した『銀魂』のジャパンプレミアが28日に都内で行われ、福田雄一監督が「今日は親友の(堂本)剛がこれなくてすみません。8月には剛とトークショーやれたらいいなと思っています」と発言すると会場からは大歓声が上がった。
この日、テレビ番組「テレ東音楽祭2017」内で堂本光一の口から突発性難聴で入院したことが発表された堂本剛について、映画サイドは病気とは関係なくスケジュールの都合でイベントは欠席予定だったと話していたが、福田監督は前述のように欠席を残念がると「(剛が演じた高杉晋助の役づくりのために)スネ毛をそったのですが、それを預かっているので、初日にでも配ろうと思っているんです」と愛のあるトークを繰り広げた。
この日は、福田監督のほか、小栗旬、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、新井浩文、吉沢亮、早見あかり、ムロツヨシ、長澤まさみ、岡田将生、佐藤二朗、菜々緒、安田顕、中村勘九郎が浴衣姿で出席。小栗は座長として、個性的なメンバーを引っ張ってきたが、新井演じる岡田似蔵とのアクションシーンはかなりハードだったよう。新井は「さすがに小栗くんは疲労感があったよね。言っても30台半ばだもんね」と撮影を振り返ると、小栗も「僕らは2回戦ったのですが、台本では2~3行のシーンでも10日間ぐらい撮影しましたからね」とぼやき節だった。
合計15名、しかも豪華キャストがそろって登壇ということで、福田監督は奥さんから「20秒以上しゃべるな」と指令が出ていたそうだが、この日も佐藤&ムロをはじめとした福田組メンバーと自由奔放なトークを展開。「以前、『明烏 あけがらす』という菅田くんが主演の映画で、僕とムロがしゃべりすぎて、主演がぜんぜんしゃべれなかったということがニュースになったんです。今日ばかりは絶対しゃべらないぞって思っていたのにダメでした」と苦笑いを浮かべると、小栗が奔放なメンバーを眺めて一言。「『銀魂』はこの延長です。楽しい映画になっています」ときれいにまとめ、会場から大きな拍手が巻き起こった。(磯部正和)
映画『銀魂』は7月14日より全国公開