星野源、不幸がクリエイターの条件?20代の時の幻想ぶち破る
星野源が20代の頃に抱いていたという「不幸せじゃないとクリエイティブなものは作れないという幻想」。「サッポロ生ビール黒ラベル」のテレビCM「大人エレベーター」シリーズ第28弾に出演した彼は、共演した妻夫木聡に現在の考えを明かした。
【動画】星野源、妻夫木聡に語る!「大人エレベーター」メイキングムービー
7月1日からテレビ放映される同シリーズに出演した星野。恒例の「大人とは?」という妻夫木からの問いかけに対して、星野は「なんか蜃気楼みたいだよね。成長すればするほど、なんか先に進んでっちゃって、いつまでもこうつかめないみたいな」と答えるなど彼自身の思いを述べていく。
そして別途メイキングムービーとして公開された映像には、CMには収めきれなかった星野の表情も。「奇跡って信じる?」という妻夫木の質問などを通して、だんだんと考えを広げていく星野は、「不幸せじゃないとクリエイティブなものは作れないんじゃないかという幻想ってなんかある。それこそ20代の若いころは、そういう幻想を持っていて。そういうのに憧れて、ひねくれた方がいいんじゃないかと思っていた」と告白。さらに今は「全然違うな」と全く別の考えを抱いていることを語る。
「すっごく幸せな状況でもハングリーでクリエイティブなものを作り出せるのがプロフェッショナルだなと思う」。音楽家・俳優・文筆家と多岐にわたって創造することを求められる星野だからこその答えを話すと、同学年で共演経験もある妻夫木は「いいこと言ったから今のカットで」とジョークを飛ばし、和やかな雰囲気で二人の会話は続けられた。(編集部・井本早紀)