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ハリウッド版スーパー戦隊、“日本”でのファン交流に「光栄」!

豪華!(左から)鈴木、山里、古田、広瀬、勝地、デイカー、ナオミ、イズラライト監督
豪華!(左から)鈴木、山里、古田、広瀬、勝地、デイカー、ナオミ、イズラライト監督

 日本のスーパー戦隊シリーズをアメリカ向けにローカライズしたテレビシリーズの劇場版『パワーレンジャー』のジャパンプレミアイベントが3日に両国国技館で行われ、レッドレンジャー役のデイカー・モンゴメリーとピンクレンジャー役のナオミ・スコットがスーパー戦隊の発祥の地“日本”でファンと触れあった。

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 新たな脅威が迫り来る地球で、驚異的なパワーを身に付けた5人の高校生たちの戦いを描き出した本作。総製作費120億円の超大作として全世界でヒットを記録しているが、そんなパワーに満ちた同作のジャパンプレミアイベントの会場として選ばれたのは、数々の熱狂的な名勝負を繰り広げてきた“パワーの聖地” 両国国技館。高さおよそ2メートルのレンジャーマスクの前にレッドカーペットが敷かれ、日本語版声優を担当した勝地涼(レッドレンジャー役)、広瀬アリス(ピンクレンジャー役)、山里亮太(おしゃべりロボット・アルファ5役)らが、来日したデイカー&ナオミ、そして監督のディーン・イズラライトを歓迎した。

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 この日の東京の蒸し暑さに、オーストラリア出身のデイカーも「本当に蒸し暑いね。オーストラリアは冬だからね」とコメントしつつも、「でも『パワーレンジャー』の起源が日本の特撮であることはよく分かっています。ちょうど1周して日本に戻ることができたということで、光栄に思っているよ」とにっこり。一方のナオミも「本当にこうやってここにいられてうれしい。日本に来たのは初めてなんだけど、食事はおいしいし、本当に楽しんでいるわ」と晴れやかな表情を見せた。

 勝地と広瀬は今年3月にアメリカ・カリフォルニア州のウエストウッド・ヴィレッジ・シアターで行われたワールドプレミアイベントに参加している。勝地が「あの時は僕らもアウェイというか。ドキドキしながら行ったんですけど、二人(デイカーとナオミ)が温かく迎えてくれたんです。ここでまた会えてうれしいです」と笑顔を見せると、デイカーも「アメリカに来てくれてうれしかったよ」と返答。たどたどしく「サンキュー」と返す勝地に、広瀬は「ぎこちないですね」と笑いつつも、「ワールドプレミアではファンの皆さんの熱量を実感しました。ジャパンプレミアにもたくさんの人に来ていただいて、愛されている作品だなと実感しました」としみじみ付け加えた。

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 一方、「まさかわたしが(ハリウッド俳優を目指してアメリカに渡ったピースの)綾部より先にハリウッドデビューできるとは。申し訳なく思っています」とご機嫌な様子の山里だったが、この日は全員を代表して、スペシャルパワーアンバサダーとして登壇したアントニオ猪木から闘魂ビンタを注入されることに。迫力満点の闘魂ビンタを目の当たりにしたデイカーは、目をまん丸にしながら「山里さん、みんなを代表してビンタを受けてくれてありがとう」とねぎらいの言葉を送った。この日のイベントには、鈴木達央(声:ブラックレンジャー/ザック役)、古田新太(声:元レッドレンジャー・ゾードン役)、そして「恐竜戦隊ジュウレンジャー」の望月祐多、「宇宙戦隊キュウレンジャー」の岐洲匠も来場した。(取材・文:壬生智裕)

映画『パワーレンジャー』は7月15日より全国公開

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