リア充美女とオタク男子の恋…中条あやみ×佐野勇斗で人気漫画「3D彼女」実写化
モテモテ美少女とオタク男子の恋愛を描く那波マオの漫画「3D彼女 リアルガール」が、中条あやみ主演で実写映画化されることが明らかになった。共演にドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」への出演で注目を浴びた佐野勇斗。英勉監督をはじめとする映画『ヒロイン失格』のスタッフが再集結し、2018年の公開を予定している。
原作は「月刊デザート」(講談社)で2011年~2016年まで連載され、デジタル売り上げをふくめた累計発行部数が100万部に及ぶ人気コミック。超絶美少女と恋愛経験ゼロの2次元オタク男子による純愛ストーリーだ。
派手でツンツンしていて男グセが悪いと言われるリア充美少女・五十嵐色葉(いろは)にふんするのはファッションモデル、女優として活躍する中条。そして、アニメやゲームなどバーチャルの世界に没頭するコミュ力ゼロのオタク高校生“つっつん”こと筒井光(ひかり)を『ミックス。』『ちはやふる -結び-』と話題作が控える佐野が演じる。
主演の中条は、「原作を読ませていただいた時、文字や絵、キャラクター一つ一つに那波さんの愛を感じて、そんな愛にあふれた作品のお話をいただきとても幸せです! 英監督に劇中のセリフをなぞって『よくできたフィギュアだ』とおっしゃっていただいたのでハードルが上がって緊張してしまいますが、色葉のようにマイペースでどんどん周りを巻き込んで、丁寧にそして楽しく皆で一生の思い出になるすてきな作品をつくっていきたいです」とコメント。
演じる筒井の人柄が大好きだという佐野は「暗い役かと思いきや物事にとても真剣で一つのことを突き詰めていく熱いところを持った中身のイイ男だと思います。その人物に近づけるよう僕なりに様々な角度で挑戦していきます!!」と意気込んでいる。
また、原作者・那波も「『3D彼女 リアルガール』が映画化することに正直今でも驚きを隠せませんが、人生何が起こるかわからないのだな、と身をもって今感じています。読者の皆様、メディア化に今まさに関わって下さっている皆様、心から感謝しています。完成した映画を観るのを、私も楽しみにしています」と期待を込めた。(編集部・小山美咲)