ポケモン映画、20作目にして初!日本公開前に海外プレミア 松本梨香の目に涙…
ポケモン映画第20作『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』(日本公開:7月15日)のワールドプレミアが、現地時間6日、フランス・パリで開催中の「Japan Expo Paris 2017」内で行われた。ポケモン映画が日本での劇場公開を前に、海外でお披露目されたのは今回が初。
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本作はテレビアニメシリーズの第1話で描かれた主人公サトシと相棒のピカチュウの出会いと、彼らが本物のパートナーへと成長していくさまを描いた物語。プレミア実施の場に選ばれたのは、2016年には23万人以上を動員した世界最大規模の日本カルチャーイベント「Japan Expo」。映画はオープニングナイトイベントとして上映され、「Japan Expo」創立者のトマ・シルデ氏は、「フランスでも人気の高いポケモン映画の最新作をオープニングイベントとして迎えることができて、Japan Expo に来場したファンにとってはこれ以上ない体験になった」と喜びを語った。
上映後の舞台あいさつでは歴代のポケモン映画を監督してきた湯山邦彦監督、サトシの声を務める松本梨香、そしてピカチュウが登壇。映画を観たばかりの観客から大歓声で迎えられ、湯山監督がフランス語で「初めまして! わたしが湯山です。元気ですか?」とあいさつすると、観客は割れんばかりの大きな声で「元気です!」と返答。観客の反応にうっすらと目に涙を浮かべていた松本も、「世界中で各地の声優さんたちが今日もサトシをお客さんに届けてくれている。世界中のサトシに“ありがとう”と伝えたい。そして、今日はみんなに生の声を届けたいです! 準備はいいかな? ポケモン、ゲットだぜ!」と呼び掛けた。
また同日(日本時間7日)には、世界中で社会現象となったスマートフォン向けゲーム「Pokemon GO」で、20年前のテレビアニメシリーズ放送開始時にサトシが身に着けていた帽子(オリジナルキャップ)をかぶったピカチュウが全世界で登場することが発表。Japan Expo の会場でも、直前の発表に興奮するユーザーの姿が見られていた。(編集部・井本早紀)