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実写『ジョジョ』海外の反応、励みになる

映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』より
映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』より - (C) 2017 映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」製作委員会 (C) LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社

 スイス・ヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭で現地時間2日に、ワールドプレミアを迎えた『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』。舞台あいさつにも出席した主演の山崎賢人は、「すごく縁を感じましたし、最初に上映された場に自分がいれるということが何よりもうれしく思いました」と振り返る。

【画像】世界初上映時、スタンディングオベーションが贈られた二人

 同日メガホンを取った三池崇史監督と共に舞台あいさつに臨んだ山崎。舞台あいさつ直後、彼は「海外でもたくさんの方にすごく愛されている作品に出演させていただいて。そして一緒に観ることができて、一緒に楽しむことができたということが、何よりもいい経験になったなと思います」と話す。同じく登壇した三池監督も「やっぱりジョジョという漫画がすごいんだなということを実感しましたね。それと優しいですよね。映画化された、応援しよう、楽しもうという。とにかくおもしろければよくやったと評価してくれる。応援していただけていることにホッとしますよね」と語る。

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 映画祭ではさまざまな場面で歓声や拍手が起こり、上映後にはスタンディングオベーションも贈られた。「歓声や拍手にもシーンによって質の違いがあり、ちゃんと観ていただけていると思いました。荒木飛呂彦先生が作ったお話と、この作品の脚本家が作ったお話、出演者のお芝居と、われわれスタッフのやってきたことを映画としてきちんと受け止めてくれているというか。監督としては一つ責任を果たせたかなと思いました。さまざまな意見はあるでしょうけれども、あとは公開後にぜひ多くの方に観ていただきたいと思います」(三池監督)。

 そして三池監督はこうも続ける。「でもヨーロッパの方々がこう観たからといっても、日本の方々には日本人らしく観ていただけたらうれしいです。表面に出さずとも、内側で感じていただければ。われわれにとっては、(海外の方の歓声は)わかりやすくていいんですけれどもね。われわれのために反応していただくわけではないので。お客さんもその方なりに楽しんでいただければと思います」。

 それでも今回の大きな歓声は二人にとっての力になったよう。「このように評価いただけたことは励みになりますよね」と言う三池監督。映画が完成した今は別の戦いも始まったと述べた監督に対して、山崎は「とにかく本当に自分自身もジョジョが大好きなので、スタッフ・キャストのみんなで熱を込めて作った作品が、どんどんたくさんの人に観ていただけるように頑張ります。この映画も原作と同じように愛される作品になれればいいなと思います」と意気込んでいた。(編集部・井本早紀)

※山崎賢人の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記

映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は8月4日より全国公開

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