染谷将太主演、製作費150億円映画『空海』のポスタービジュアル公開
染谷将太が主演して中国の巨匠チェン・カイコーが監督を務め、日本と中国が共同製作する映画『空海-KU-KAI-』から第1弾となるポスタービジュアルが公開された。雄大な長安の都をバックに空海にふんした染谷が立っており、若き空海の冒険を予感させる仕上がりになっている。
同作は『陰陽師』などの作家・夢枕獏の小説「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」を、『さらば、わが愛/覇王別姫(はおうべっき)』や『始皇帝暗殺』を手がけたチェン監督が実写化した、日中共同製作映画。東宝とKADOKAWAによる初の共同配給作品でもあり、総製作費150億円という壮大なスケールで7世紀の中国を描き出す。
2018年公開を予定しているこの作品は2016年7月31日から2017年1月4日まで約5か月間かけて撮影が行われ、ロケセットは湖北省・襄陽市に6年かけて長安の都を再現した。この度お披露目されたポスタービジュアルではその長安を背景に空海がこちらを見つめており、下半分には赤い炎。火の粉が全体を覆っている。
中国・唐の時代に日本から遣唐使としてやって来た若き僧侶・空海(染谷)が、詩人・白楽天(ホアン・シュアン)と共に首都・長安を揺るがす巨大な謎に迫る本作。日本からは染谷のほか、阿部寛、松坂慶子、火野正平が参加している。(編集部・海江田宗)