ダニエル・ラドクリフがまさかの死体役!想像を絶する“便利機能”の連続!
映画『ハリー・ポッター』シリーズのダニエル・ラドクリフが死体を演じた青春サバイバルアドベンチャー『スイス・アーミー・マン』の日本公開日が9月22日に決定。併せて公開された予告編で、ラドクリフふんする死体が“スイス・アーミー・ナイフ(十徳ナイフ)”のごとく活躍(?)しまくる姿がお披露目された。
ラドクリフが主演を務め、『ルビー・スパークス』などのポール・ダノと共演した本作は、無人島で遭難した青年ハンク(ダノ)が、死体メニー(ラドクリフ)と共にサバイバルしてわが家を目指す型破りな冒険を活写する。2016年のサンダンス映画祭で監督賞、シッチェス・カタロニア国際映画祭では最優秀長編映画賞と主演男優賞、そしてヌーシャテル国際ファンタスティック映画祭では観客賞を受賞と、話題をかっさらった。
この度予告編が公開され、ハンクとメニーが繰り広げるサバイバルアドベンチャーの一端が明らかに。無人島で遭難し、首吊りをはかろうとしていたハンクの目の前に現れたのは、死体のメニーだった。「気が狂いそうだ…死体でもいいから話したい…」すべてに見放されて孤独に耐えきれず話し相手を欲するも、一緒にいるのは行きずりの死体。「わかるだろ?」と虚しく続けるハンク。しかし次の瞬間、なんと、メニーがしゃべった! 願いが通じたにもかかわらず、とっさに悲鳴をあげてメニーをぶん殴ってしまうハンク。
でも待てよ、ここからはもう孤独じゃない! ハンクはメニーに希望と便利機能を見い出していく! 「これは奇跡だ」「幻覚なんかじゃない」愉快になっていくハンク。メニーの持つ機能はまるでスイス・アーミー・ナイフのごとく多岐にわたり、“ジェット噴射機能”から話し歌う“会話機能”、口から水を大量に噴出する“水筒機能”、遠くまで物を飛ばしたり、獲物を捕らえることも可能な“銃機能”、チョップで大木も真っ二つにできる“斧機能”、さらに火を噴きだす“バーナー機能”、ロープをいとも簡単に切ってしまう“歯カッター機能”と想像を超える機能の連続。一方、映像終盤では美しい女性との2ショットが携帯画面に写し出されたり、ハンクとメニーの気になる会話も繰り広げられる。果たして生者と死者、2人の冒険はどこに向かうのか? 本編が気になる予告編となっている。(編集部・石神恵美子)
映画『スイス・アーミー・マン』は9月22日よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開