小栗旬、「私生活で疲れてねぇわ!」と元気アピール
俳優の小栗旬が14日、都内で行われた映画『銀魂』初日舞台あいさつに登壇し、「私生活で疲れてねぇわ! 元気だわ」と声高に訴えた。
イベントには、菅田将暉、橋本環奈、柳楽優弥、吉沢亮、ムロツヨシ、長澤まさみ、岡田将生、佐藤二朗、福田雄一監督、エリザベスの着ぐるみ(山田孝之)も登場し、のっけからムロと佐藤が勝手にしゃべり出して騒がしい状態に。これはいつものことなのだが、小栗は「本当にやめて。このくだりがあって俺がシーンとしてると『小栗旬、元気がない。疲れてる』って(記事に)書かれるから」と厳重注意。さらに「『私生活で疲れてる』って言われちゃうから。疲れてねえわ! 元気だわ」と主張すると、ムロも「みなさん、お旬は元気です」と援護し、笑いを誘った。
本作は、累計発行部数5,100万部を超える空知英秋の同名漫画の実写映画化。パラレルワールドの江戸末期を舞台に、宇宙一バカで熱い侍・坂田銀時(小栗)が仲間を守るため。かつての同志と熾烈な争いに身を投じるさまを、ギャグ、パロディー、アドリブ満載で描いた痛快アクションエンターテインメント。
小栗は劇中で主題歌もどきの劇中歌「パッション」を担当しており、誰もが主題歌として認めていない中、「主題歌を歌わせてもらえるなんて思っていなかったので良かったです」と悦に入ると、「いかがでしたか?『パッション』」と観客に呼び掛ける。そして盛大な拍手をもらうと「自信を持って届けていきたい」と意気込んでCD化の計画があることも明かし、「3曲くらい歌わなきゃいけなくなっちゃう」と嬉しい悲鳴を上げた。
菅田は、そんな小栗と歌唱収録後を見ていたそうで、「見たこともないくらいゲラゲラ嬉しそうで、いいもの(アフレコ)が録れたんだなぁと思っていたら『パッション』だった」と振り返った。
この日は、岡田が映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』に出演することからジョジョポーズを決めたり、柳楽と吉沢がスマホを取り出して連絡先を交換したり、山田が着ぐるみ姿でサプライズ登場したりと無法地帯となった舞台上は、まるで何でもありの本作そのもの。小栗は「今日が初日で、ここから盛り上げていきたいと思うのでよろしくお願いします」とアピールした。(取材:錦怜那)
映画『銀魂』は全国公開中