殺人鬼ジグソウ復活!?大ヒットスリラーの新章、11・10公開
連続殺人鬼「ジグソウ」がターゲットにした人々を密室に監禁し、死のゲームを仕掛けるシチュエーションスリラー『ソウ』シリーズの新章となる『ジグソウ:ソウ・レガシー』が11月10日より公開されることが決定した。
とある浴室に足を鎖につながれた状態で監禁された2人の男が、6時間以内に相手を殺して自分が生き残るか、2人もろとも死ぬか、究極の選択を迫られる2004年の第1作にはじまり、低予算ながら斬新なアイデアが話題を呼び、『ソウ ザ・ファイナル 3D』(2010)まで計7作にわたって制作された『ソウ』シリーズ。『ジグソウ:ソウ・レガシー』では、殺人鬼「ジグソウ」を題材にした新たな恐怖が描かれる。
街で複数の死体が発見された事件の捜査線上に、「ジグソウ」の名で知られたジョン・クレイマーが浮上。しかし、彼は10数年前に死亡しており、犯人は彼を崇拝する者なのか? 謎が深まっていく……。『ソウ』シリーズのストーリーは公開まで極秘とされているのが通例で、これが現在得られている情報だという。
メガホンを取るのは『デイブレイカー』(2009)、『プリデスティネーション』(2014)などで知られ、ヘレン・ミレン主演のスリラー『ウィンチェスター(原題)/ Winchester』の公開も控える双子兄弟、マイケル・スピエリッグとピーター・スピエリッグ。脚本を、『ピラニア3D』(2010)、『ピラニア リターンズ』(2012)のジョシュ・ストールバーグとピーター・ゴールドフィンガーのコンビが手掛ける。
全米ではハロウィン直前の10月27日に拡大公開が決定。監督のスピエリッグ兄弟は「(過去シリーズでジグソウを演じた)トビン・ベルのDNAは作品全体に感じられるはず。ハロウィンの“恐宴”にはぴったりな映画だ。すごくワイルドなトラップがたくさんあって、楽しい“血”もある。もちろん、素晴らしいミステリーと最高のツイストもね。まさに2017年の“ソウ”なんだ」と自信をのぞかせる。7月21日、アメリカ・サンディエゴで行われるコミコンのホラーパネルにスピエリッグ兄弟の登壇が決定している。(編集部・石井百合子)
映画『ジグソウ:ソウ・レガシー』は11月10日より全国公開