『アベンジャーズ』新作、史上最長2時間半超えの上映時間に!
マーベルヒーローが集結する大人気シリーズの第3弾『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(日本公開2018年4月27日)の上映時間が、マーベル映画史上最長になりそうだ。共同監督のジョー・ルッソがColliderに語った。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)におけるほぼ全てのキャラクターが動員されるといっても過言ではない本作。アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルクなどおなじみのアベンジャーズメンバーに、ドクター・ストレンジやガーディアンズ・オブ・ギャラクシーも登場することになっている。
先日、閉幕した米・サンディエゴのコミコンで、ジョーは同サイトに対し、本作が2時間半超えの上映時間になりそうだと打ち明けた。「現在のカットで2時間半以上あるんだ……ほぼ映画として観ることができるものにはなっているけど、まだやるべきこともたくさん残っている。第3弾のいくつかのシーンの撮影がまだ終わってないんだ。これから数か月間は、僕の弟(共同監督をしているアンソニー)と一緒に撮影だよ。間違いなく2時間半か、2時間半強くらいの映画になるだろう」。
その理由としてはやはり本作がこれまでの集大成であることが大きいようだ。「『アイアンマン』を皮切りに、マーベル・シネマティック・ユニバースの実験的なストーリーテリングには10年もかかったからね。僕たちはそれぞれに異なるトーンやテーマの物語を一つにまとめ上げ、最終章を描かなくてはならないんだ。だから、それよりも短い時間で、たくさんのキャラクターを扱うのは不可能だよ」と語っていた。
これまでのMCU作品では、同じくルッソ兄弟がメガホンを取った『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』が2時間28分で最長上映時間を記録していた。『アベンジャーズ』シリーズでは、第1弾『アベンジャーズ』が2時間23分、第2弾『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』が2時間22分といずれも2時間半超えはしていない。超大所帯のヒーロー映画を一体どのようにまとめあげるのか、ルッソ兄弟の手腕に期待したい。(編集部・石神恵美子)