ガッキー&瑛太主演映画の主題歌はSHISHAMO!初の書き下ろし
新垣結衣&瑛太ダブル主演のロマコメ映画『ミックス。』(10月21日公開)の予告編とポスタービジュアルが公開されると共に、3ピースロックバンド・SHISHAMOが初めて映画の主題歌&挿入歌に起用されることが明らかになった。
本作は、失恋して田舎に逃げ帰った28歳の元天才卓球少女・多満子(新垣)が、暴力事件を起こし妻と娘に見放された元プロボクサーの久(瑛太)ら亡き母が経営していた卓球クラブの訳アリな面々(田中美佐子、遠藤憲一、広末涼子、佐野勇斗)とともに、全日本選手権出場を目指す物語。新垣がヒロインを演じた大ヒットドラマ「リーガルハイ」(フジテレビ系)の脚本家・古沢良太と石川淳一監督がタッグを組み、「ラブ」「スポーツ」「コメディー」という3つのジャンルを束ねたエンターテインメントに挑んだ。
「人生に奇跡は起きない」と思っていた多満子がようやく「王子様」と出会うも、浮気現場に遭遇してショックのあまり田舎に逃げ帰るところから始まる予告編。幼いころに母親から卓球のスパルタ教育を受け「卓球は黒歴史」だったはずが、元恋人で卓球部のイケメンエース・江島(瀬戸康史)を、新入社員の美人卓球選手・愛莉(永野芽郁)から取り戻すべく、一念発起。汗と涙の特訓の日々が映し出され、新垣が「逃げるは恥だが役に立つ」(TBS系)で見せた演技とはまた異なる名コメディエンヌぶりを披露している。振り切った演技に驚かされたかと思えば、「迎えに来たんだよ、マイパートナー」と現れた久を前に涙を見せるいじらしい姿も印象的だ。
新垣はSHISHAMOの主題歌「ほら、笑ってる」、挿入歌「サボテン」に「がむしゃらで一生懸命で熱い青春のようだったり、辛い過去を乗り越えて大きくしっかりと前に踏み出したような穏やかな力強さだったり、多満子達のストーリーをより素敵にストレートに伝えてくれる2曲」と評し、「本編を観て、エンディングで『ほら、笑ってる』が流れた時は胸がキュンと熱くなった」と感激した様子。
SHISHAMOの宮崎朝子は、「この映画自体、人生うまくいかない事が多いというような映画だと思ったので、曲もきれい事だけじゃなくて、うまくいかない所にも着目して作った曲になってます」と主題歌に込めた思いを語っている。(編集部・石井百合子)