「仮面ライダービルド」主人公は犬飼貴丈!3年連続ジュノンボーイグランプリが主演
平成仮面ライダーシリーズ19作目となる「仮面ライダービルド」の制作発表会が2日、都内で行われ、主人公・桐生戦兎(きりゅうせんと)/仮面ライダービルド役を、第25回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを獲得した犬飼貴丈が務めることが発表された。犬飼は「ジュノンボーイ、そして仮面ライダーの先輩方が築いた偉大な歴史をしっかりつないでいかなければいけないと思っています」と気を引き締めた。
「仮面ライダーゴースト」の西銘駿、「仮面ライダーエグゼイド」の飯島寛騎に続き、3年連続でジュノン・スーパーボーイ・コンテストのグランプリを受賞した俳優が仮面ライダーの主役を務めることになったが、犬飼は「マネージャーから話を聞いたときは、ドッキリなのかなと思った」というほど驚きが先行したというが、台本を渡されると一気に喜びが沸いてきたという。
これまでも「仮面ライダー」シリーズから羽ばたき多くの俳優たちがスターダムに駆け上がっていったが、印象に残っているライダーについて、2006年に水嶋ヒロが主人公を務めた「仮面ライダーカブト」を挙げた犬飼。その理由を「小学生のときに夢中で観ていたのですが、水嶋さんが演じる天道さんが格好よくて、自分もああなりたいと思っていたんです」と語ると「僕が演じる桐生は物理学者でクールな存在かと思ったのですが、台本を読んでいると、怒ったり悲しんだり人間くさい部分もあるので、視聴者の方に愛される人物になるようにがんばりたいです」と意気込みを語っていた。
この日は、万丈龍我(ばんじょうりゅうが)役の赤楚衛二、石動美空(いするぎみそら)役の高田夏帆、内海成彰(うつみなりあき)役の越智友己、滝川紗羽(たきがわさわ)役の滝裕可里、氷室幻徳(ひむろげんとく)役の水上剣星、石動惣一(いするぎそういち)役の前川泰之も会見に出席。ヒロイン・美空を演じる高田は、情報番組「王様のブランチ」のリポーターとしても知られる。高田は「出演が決まって過去のDVDなどを見ているのですが、ヒロインの女の子がみんなとても可愛いんです。わたしもオンリーワンのヒロインになれるようにがんばります」と意気込んでいた。
本作は、火星で発見された謎の箱を開けたことにより、日本列島が3つに分断され、スマッシュと呼ばれる未確認生命体が出現することによって起こる人類の危機を、物理学者の桐生戦兎や、元格闘家の万丈龍我らが救おうと奮闘する姿を描く。(磯部正和)
「仮面ライダービルド」はテレビ朝日系にて9月3日より放送開始 毎週日曜朝8時~8時30分放送 10月からは毎週日曜朝9時~9時30分放送