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「悪魔城ドラキュラ」実写化企画があった!アニメプロデューサーが断固拒否

置鮎龍太郎とアディ・シャンカル - 俳優のようにイケメンだがアディはプロデューサーである
置鮎龍太郎とアディ・シャンカル - 俳優のようにイケメンだがアディはプロデューサーである

 人気ゲームをアニメ化したNetflixで配信中のアニメ「悪魔城ドラキュラーキャッスルヴァニアー」で製作総指揮を務めているアディ・シャンカルは、以前他社で「悪魔城ドラキュラ」の実写化企画のオファーがあったことを明かした。2日、都内で行われたNetflixアニメスレート2017で語った。

 この日、アディは主人公のトレバー・ベルモンドの声優である置鮎龍太郎と共に登壇。今年4月まで放送された「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」も観ていた「ガンダム」ファンだそうで、さらに司会者からの質問に「ジョジョの奇妙な冒険」のネタを挟み込んだりと根っからのアニメ・漫画・ゲームファンである様子を見せたアディ。「10年前から今作を作りたかったんです」と語ると、「悪魔城ドラキュラーキャッスルヴァニアー」を製作できたことに「非現実的で、夢のようで、パラレル世界にいるようです」と喜び。

 実はアディはこれまでに映画『ローン・サバイバー』『ジャッキー・コーガン』などにも製作総指揮として携わってきた人物。彼は「Netflixはハリウッドに行ってから今までで最高の環境でした」と切り出すと、「今回のアニメは、本当にファンのために作らせていただくことができたんです」と説明。「実は2012年に『悪魔城ドラキュラ』の実写版を作らないかというオファーが、別の会社からあったんです。でも断りました。その会社がフランチャイズやファン、そしてキャラクターにリスペクトを払っていないと思ったんです」と述懐し、その会社に対してはお断りしたそう。

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 また置鮎がトレバーについて、「今後アルカードと共闘していくのかな?」と今後の展開の希望についてアディに語り掛けると、アディは「それはネタバレになるから……」と置鮎を見つめて返答。「ドラキュラを倒し切らずに、3・4シーズンとシーズンが続けば面白いなと思います」と置鮎が個人的な希望を述べた際にも、アディは「ネタバレになるので……」と神妙な顔を見せて会場の笑いを誘い、良いコンビネーションを見せていた。

 同日は、Netflixのチーフ・プロダクト・オフィサーであるグレッグ・ピーターズも登壇し、同社がアニメに力を注いでいることを力説。国内別で見るとアニメ視聴が盛んなのは日本ではあるものの、現在約9割の視聴者層が日本以外の国と地域のユーザーであることが語られた。またエンコード機能の向上にも努めているというと、2GB分の通信料で現在は30時間分の映像が見られる仕様になっていることも述べていた。(編集部・井本早紀)

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