広瀬すず、CDデビュー!松田聖子の名曲「瑠璃色の地球」をカバー
女優の広瀬すずが、松田聖子の名曲「瑠璃色の地球」をカバーし、CDデビューを果たすことが明らかになった。広瀬が菅田将暉とともに声優を務めたアニメーション映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の劇中歌として使用され、同作のサウンドトラックに収録される。歌のレコーディングに初めて挑戦した広瀬は「やっぱり歌は苦手です! 私の歌がCDになるのは最初で最後かもしれません! 今回は、本当に貴重な体験をさせていただきました」とコメントしている。
「瑠璃色の地球」は1986年に発表された松田のアルバム「SUPREME」に収録された楽曲で、作詞を松本隆、作曲を平井夏美、編曲を武部聡志が担当。人類の平和や地球への愛などの壮大なテーマを歌っており、これまで多くのアーティストにカバーされているほか、合唱用に編曲されて歌われるなど多くの人から親しまれている。
そんな曲をカバーした広瀬は「『瑠璃色の地球』を劇中で歌うと聞いたときは驚きました。松田聖子さんの曲ですと『赤いスイートピー』はカラオケでよく歌わせていただいていたのですが、もともと歌が本当に苦手で……」と明かす。ただ、「私にとって難しい曲でしたが、練習していくうちにどんどん楽しくなっていきました」と続け、「映画の中でなずなもお母さんが歌う姿を見てこの曲を覚えたと言っていますが、私も母とカラオケへ行って練習をしました。母も口ずさみながら一緒に歌ってくれました」と語っている。
『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』は、岩井俊二によるテレビドラマを原作に大根仁が脚本を務め、新房昭之が総監督として制作したアニメーション映画。夏休み、花火大会を夜に控えたとある海辺の町を舞台に、母親の再婚が決まり転校することになった中学生のなずな(広瀬)と、彼女に思いを寄せるクラスメイトの典道(菅田)の繰り返される1日を描く。なずなが典道との駆け落ちの道すがら、幼い頃から母親が口ずさんでいたという「瑠璃色の地球」をアイドルさながらに披露する。(編集部・海江田宗)
映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』は8月18日全国公開