「ブラック・ライトニング」悪役トビアス・ホエールにラッパー起用!
新DCドラマ「ブラック・ライトニング(原題) / Black Lightning」に登場するアルビノ(色素欠乏症)のヴィラン(悪役)、トビアス・ホエールを、ラッパーのマーヴィン・“クロンドン”・ジョーンズ3世が演じることが決まった。TVLineなどが報じた。
このキャラクターは1977年に出版されたコミック「ブラック・ライトニング#1」で初登場。アルビノのアフリカ系アメリカ人で腐敗した政治家だったが、のちにブラック・ライトニングとなるジェファーソン・ピアース(クレス・ウィリアムズ)の父親アルヴィンに失脚させられ、その復讐(ふくしゅう)でアルヴィンを殺し逃走。現在はフリーランドで最も恐ろしいギャング“ザ・100”のリーダーとなっている。
エグゼクティブプロデューサーのサリム・アキルは「クロンドンのオーディションを観たときには興奮したよ。彼は最高のトビアスを演じてくれるだろう! 彼が持つ、大都会で生きていくリアルな知恵と洞察力はトビアスにはぴったりだ。また、彼の威厳ある身のこなしも、このドラマを他の作品とは一線を画し、エキサイティングなものにしてくれると思う」とコメントしている。
マーヴィンのこれまでの演技経験は、2011年の米ドラマ「ハリーズ・ロー 裏通り法律事務所」の1エピソードのみ。ソロのラッパー活動のほか、スヌープ・ドッグ、ドクター・ドレー、イグジビットなどに楽曲を提供。また、アンダーグラウンドヒップホップ・グループ“ストロング・アーム・ステディ”のリーダーを務めている。(澤田理沙)