エマ・ワトソン、SNSで自らの24時間をさらす主人公に…『ザ・サークル』11月日本公開
エマ・ワトソン&トム・ハンクス共演で話題のSNSサスペンス映画『ザ・サークル』が11月10日より日本公開されることが決まった。
舞台となるのは、超巨大SNS企業「サークル」。憧れの企業に採用された新人のメイ(エマ)はひょんなことからカリスマ経営者のベイリー(トム)の目に留まり、サークルの開発した超小型カメラによる新サービス「シーチェンジ」のモデルケースに大抜てきされる。自らの24時間をカメラの前に公開したメイは、瞬く間に1,000万人超のフォロワーを得てアイドル的な存在になるのだが……。
併せて公開されたショート予告編では、“SNS上であらゆるものをシェアすることで世界はより良くなっていく”という信念を持つベイリーに迎えられ、サークルの先進的な考えに陶酔していくメイの姿が明らかに。しかしその魅力的なサービスの裏で「あなたにはプライバシーはありません」という不穏なナレーションが。行き過ぎたSNS社会の恐ろしさを描くスリリングな展開と、“いい人”で知られるトムの何か裏がありそうな怪しさに期待が高まる。
このほかの出演は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のジョン・ボイエガ、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のカレン・ギラン、『6才のボクが、大人になるまで。』のエラー・コルトレーンなど。メイの父親にふんしたのは、今年2月に亡くなったビル・パクストンさん(『エイリアン2』など)だ。デイヴ・エガーズの小説「ザ・サークル」を、『人生はローリングストーン』のジェームズ・ポンソルト監督が映像化した。(編集部・市川遥)
映画『ザ・サークル』は11月10日よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国公開