山崎賢人、ジョジョ声優・小野友樹より「ドララララ」を直伝される
俳優の山崎賢人と声優の小野友樹が20日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』公開記念舞台あいさつに来場、「ジョジョの奇妙な冒険」の実写版・アニメ版それぞれで主人公・東方仗助を演じたふたりのツーショットが実現した。
【画像ギャラリー】山崎賢人、アニメ版ジョジョ声優・小野友樹より「ドララララ」
今年で生誕30周年を迎える荒木飛呂彦の人気コミックを実写化した本作。今回のイベントは、今月12日に小野が仙台で映画を観た際に「行ったぜ……映画・ジョジョの奇妙な冒険ッ! しかも二度目を杜王町で観るという贅沢ッ!! せっかくだしなッ! 何度見てもグレートだぜ仗助……。いつか山崎賢人さんと、仗助の魅力を語り合ってみたいぜ」というツイートをしたことから実現。山崎も「うれしいですね。渋い、カッコいい声ですよ」と小野との共演に笑顔を見せた。
実はこの二人は初対面ではなく、アニメ版の広瀬康一役の声優・梶裕貴と実写版の俳優・康一役の神木隆之介が出会ったことをきっかけに、仗助役の山崎、小野を加えた4人で集まり、飲んだり、卓球をしたことがあったという。その豪華メンバーに驚きを隠せない会場内に向けて「そういう場を作ってくれた梶くんに感謝しつつ、とにかく奇跡の瞬間だったのよ」と語った小野に対して、山崎も「不思議な空間でしたね。普段声優さんに会えることはないですから」と感激した表情を見せた。
前日にも、3回目となるレイトショーで映画を観たばかりだという小野は、「何より仗助ですよ! 本当にうれしかった。アニメでは1年かけて僕らなりの仗助を作り上げてきたんですが、今度は3次元で存在する仗助を違ったアプローチで作り上げてくれた」と熱い思いがこみ上げてきた様子。山崎も「仗助って話し方が特徴的じゃないですか。僕もいろんなマンガの実写化作品をやらせていただいていますけど、仗助みたいなしゃべり方は初めてで。アニメ版を参考にしました。こういう風にしゃべっているんだ、語尾はこんな感じなんだとか」
本作でスタンドたちが攻撃する際の「ドララララ」という掛け声を自分で行った山崎は、小野の「ドララララ」が気になる様子。「“ドラ”というのはキレイな音じゃなくて、アとウの間くらいというか。ルェというか」という小野のアドバイスを元に「ドララララ」を披露した山崎に、小野も「賢人、それだよ!」。山崎も「これは収録の前に欲しかった」と悔しがることしきり。
さらに「腹に力を入れて!」「マイクの前から動いちゃいけないから、手は動かせないけど、足に力を入れて!」等々、小野からの熱血アドバイスを間近に受けた山崎。それを踏まえて発せられた「ドララララ」は迫力十分で、小野も「あれ、昨日観た映画よりも成長してやがるぜ!」と興奮した様子。山崎も「友樹さんと一緒にイベントができてうれしかった」と終始笑顔であった。(取材・文:壬生智裕)
映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は全国公開中