偉業を成し遂げたヒットメーカー、Netflixと4年契約
米テレビドラマ「グレイズ・アナトミー」「スキャンダル 託された秘密」などのヒットメーカーとして知られているションダ・ライムズが、Netflixで新たなドラマを製作する4年契約を結んだと The Hollywood Reporter などが報じた。
「ションダ・ライムズはテレビ史における最高のストーリーテラーの一人です。彼女のドラマは人を魅了し、独創性にあふれ、ハラハラドキドキしたかと思うと心臓が止まる思いをさせられる、まさにタブーを破る最高のテレビ作品です」とNetflixのテッド・サランドスはコメント。彼女をNetflixに迎えられることをうれしく思うと付け加えている。
ションダも民放にはない創造性の自由があり、世界中の視聴者に即座に作品を届けられるNetflixに無限の可能性を感じているそうだ。すでに放送中の「グレイズ・アナトミー」や予定されているスピンオフなどはションダが15年間にわたりタッグを組んできたABC局で今後も放送されるが、新作はNetflixでの配信となる。
テレビシリーズが100エピソードに達するのは非常に困難だとされている中、ションダは黒人女性として初めて3作品(「グレイズ・アナトミー」「プライベート・プラクティス」「スキャンダル 託された秘密」)を100エピソードに到達させる偉業を成し遂げたクリエイターで、彼女を失うことはABCにとって大きな痛手だとも報じられている。(澤田理沙)