レイノルズ×サミュエル『ヒットマンズ・ボディガード』V3!『怪盗グルー』新作がTOP10にカムバック
全米ボックスオフィス考
先週末(9月1日~9月3日)の全米ボックスオフィスランキングが発表され、サミュエル・L・ジャクソンとライアン・レイノルズがタッグを組んだアクションコメディー映画『ヒットマンズ・ボディガード』が興行収入1,053万6,010ドル(約11億5,896万1,100円)で3週連続首位となった。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル110円計算)
特に大作の公開がなかった先週末は8月25日~8月27日とほぼ横ばいの低調な興行となり、新作のトップ10入りが1本もないという結果に。日本でも大ヒットを記録している『怪盗グルーのミニオン大脱走』が前回の13位から順位を上げて8位となり、10位以内へのカムバックを果たした。
公開1週目に1位を獲得して2週目に『ヒットマンズ・ボディガード』に首位の座をゆずって以来2位につけている『アナベル 死霊人形の誕生』は750万6,234ドル(約8億2,568万5,740円)で今週も2位に。製作費1,500万ドル(約16億5,000万円)の作品だが、3日までの累計の興収は8,918万1,832ドル(約98億1,000万1,520円)に達している。日本でも高い人気を誇る『死霊館』シリーズの最新作は、10月13日に日本で初日を迎える。
じわじわと順位をあげていたジェレミー・レナー&エリザベス・オルセン共演のクライムミステリー『ウィンド・リバー(原題) / Wind River』は623万7,517ドル(約6億8,612万6,870円)でついにトップ3に入った。同作はワイオミング州のネイティブ・アメリカンの居留地で起きた殺人事件を、新人FBIエージェント(エリザベス)と地元の野生動物を保護する組織で働くコリー(ジェレミー)がタッグを組んで捜査するというストーリーだ。
今週末はスティーヴン・キングの同名小説を映画化した注目のホラー作品『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』が現地時間8日に初日を迎える。沈み気味の数字の起爆剤となれるのか注目したい。(編集部・海江田宗)
9月1日~9月3日の全米ボックスオフィスランキングは以下の通り。()は先週の順位。
1(1)『ヒットマンズ・ボディガード』
2(2)『アナベル 死霊人形の誕生』
3(4)『ウィンド・リバー(原題) / Wind River』
4(3)『フェリシーと夢のトウシューズ』
5(5)『ローガン・ラッキー』
6(6)『ダンケルク』
7(7)『スパイダーマン:ホームカミング』
8(13)『怪盗グルーのミニオン大脱走』
9(10)『ジ・エモジ・ムービー(原題) / The Emoji Movie』
10(11)『ガールズ・トリップ(原題) / Girls Trip』