『007』争奪戦が激化!Apple&Amazonも参入
世界中で大人気の映画『007』シリーズの配給権争奪戦に、米Appleと米Amazonが新たに加わったことが The Hollywood Reporter によって明らかになった。
同シリーズの配給権は、前作『007 スペクター』を最後に米ソニー・ピクチャーズとの契約が切れており、現在、同スタジオを含む米ワーナー・ブラザース、米ユニバーサル・ピクチャーズ、米20世紀フォックスなどの大手スタジオによる争奪戦が繰り広げられている。そんな中、今回新たにAppleとAmazonが名乗りを上げ、両社ともこれまで第1候補であったワーナーと同等、あるいはそれ以上の買収額を用意していると情報筋が語った。
Amazonは同シリーズを過去に映画界であったマーベル、ピクサー、ルーカスフィルムなどの買収と同様に、経営を一変させるものと見立てているよう。一方Appleは、もし『007』シリーズの全ての所有権を手に入れたら、『007』シリーズのテレビ版なども検討する可能性があるそうだ。
ちなみに『007』シリーズの配給権の価値は、およそ20億ドル(約2,200億円、1ドル110円換算)から50億ドル(約5,500億円)と言われている。果たして、どの会社が配給権を獲得するのか? (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)