歌舞伎界から初!尾上松也『プリキュア』参戦へ
歌舞伎俳優・尾上松也が『映画 キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!』で、声優を務めることが明らかになった。歌舞伎界から『プリキュア』シリーズへの参加は、今回が初めてのこと。オファーに大変驚いたという尾上だが、作品の題材は尾上が大好きな“スイーツ”。自他共に認めるスイーツ男子・尾上にぴったりの“パティシエ役”に挑戦する。
シリーズ14作目として放送中のテレビアニメ「キラキラ☆プリキュアアラモード」は、想いのつまったスイーツを守るため、スイーツ大好きな主人公・いちかたちが伝説のパティシエ・プリキュアとなって戦う物語。その劇場版最新作である本作の舞台は、スイーツの街・パリ。有名なスイーツコンテストに出場するためフランスへとやって来たいちかたちが出会う謎のパティシエ、ジャン=ピエール・ジルベルスタインを尾上が演じる。
バラのトックが個性的なジャン=ピエールは、スイーツを愛し、人生の全てをスイーツにかける熱いキャラクター。尾上は根っからのスイーツ好きで、スイーツづくりを趣味に持ち、2014年にはオリジナルスイーツをプロデュースしてしまうほどのスイーツ愛の持ち主。そんなことから、「ジャン・ピエール役を演じられるのは尾上松也しかいない!」とキャスティングに至ったという。
尾上は、5歳のときに初舞台を踏んで以降、歌舞伎の世界だけでなく、舞台、ドラマ、映画と幅広いジャンルで活躍する実力派。3月に公開されたディズニー・アニメーション『モアナと伝説の海』で声優に初挑戦したことが記憶に新しいが、今回の『プリキュア』出演については「プリキュアという人気アニメーションの映画のオファーをいただき、とてもうれしく、また大変驚きました」とコメント。
そして、「自分が演じるジャン=ピエールはスイーツと真正面から向き合っていて、スイーツを極めることに人生をかけている非常に熱い男。自分はスイーツを『食べること』が、ジャン=ピエールは『作り手』として、違う角度からの好きではありますが、男として好きなことにひたむきに情熱を傾けるところに共感しました!」と自身が演じたキャラクターに強いシンパシーを抱いたようだ。(編集部・小山美咲)
『映画 キラキラ☆プリキュアアラモード パリッと!想い出のミルフィーユ!』は10月28日より全国公開