瑛太、新垣結衣に告白「好きです」 初日からガッキーを質問攻め
女優の新垣結衣と瑛太が20日、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われた映画『ミックス。』完成披露舞台あいさつに広末涼子、瀬戸康史、永野芽郁、佐野勇斗、森崎博之、中村アン、鈴木福、谷花音、田中美佐子、遠藤憲一、石川淳一監督と共に登壇。劇中、卓球のミックスダブルスを組んだペアに「今だから言える相手のこと」という質問が振られると、瑛太は新垣に「ウソがなく自然体でいられた。周りの空気を和ませる人。だから好きです。告白です」と発言し、会場を沸かせた。
これまで数多くの作品に出演している新垣と瑛太だが、本作が初共演。新垣は「普段とても落ち着いている方なのですが、作品に対する熱い思いをまっすぐに伝えてくれました」と印象を語ると、「自分も同じ方向でやっていきたいと思えた。いろいろ発信してくれる一方で、わたしの発信もしっかりキャッチしてくれた」と絶大な信頼を寄せる。
一方の瑛太も「ガッキーとはいつか共演したいと思っていたので念願がかないました。最初に会って2人で並んだとき『いけるぞ』と思いました。撮影初日からガッキーのことをいろいろ知りたくて『今まで俳優として、どんな心持ちで作品に臨んでいたのか』など質問攻めしてしまったので、引かれていると思います」と苦笑いを浮かべていたが、さらに新垣の魅力を語ると、突然「好きです」と告白。
そんな瑛太の告白に新垣は「今だからじゃなく前から言ってくれたじゃないですか」と照れながら突っ込むと、瑛太はさらに「大好きです!」と言い直し、客席は大歓声に包まれた。
また広末と佐野のペアにも「今だから言えること」という同じ質問が投げかけられると、現在19歳の佐野は「父が広末さんの大ファンなんですが、撮影中、減量中の僕にお弁当を作ってくれたことを話すと『その弁当持ってこい』って言われたんです」というエピソードを語り出す。
それを聞いた広末は「下手すれば親子ですよね……」とつぶやくと「(卓球のペアを組んでも)親子にだけは見えないように気をつけようと思っていました」と発言。さらに佐野が「こんなお母さんがいたらめちゃくちゃうれしいです」と追いうちをかけると、広末は「お母さんと言わないで~」と懇願し、会場を笑いに包んでいた。
新垣は「映画は観る人が好きに受け取っていただくのが一番だと思いますが、わたしも自分で完成した映画を観て『好きだな』と思いましたし、主演を務めたこの映画が残ることが素直にうれしかったです」と作品の出来に自信をのぞかせると、瑛太も「観終わったあと、とてもすがすがしく爽やかな気持ちになれる映画ってあまりない。僕も大好きな映画です」と胸を張っていた。(磯部正和)
映画『ミックス。』は10月21日より全国公開