トランプ大統領、今年のエミー賞をチクリ
アメリカのドナルド・トランプ大統領が19日(現地時間)に自身の公式Twitterを更新し、現地時間17日にロサンゼルスで行われた第69回エミー賞授賞式について言及した。
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この日、国連での演説を行ったトランプ大統領は「世界の国々の前で話せたのは大変な名誉だった」「国連で偉大で重要な日を過ごした」といったツイートをしていたのだが、それらのつぶやきに続けて「『エミー』の視聴率の悪さを昨晩知って悲しくなったよ」と投稿。「彼らの中で頭のいい人たちは、“DEPLORABLES”だ」と続けた。
「DEPLORABLES」は「みじめ」「あわれ」「嘆かわしい」などを意味する英語「deplorable」にsをつけたもので、昨年の大統領選挙の際に民主党のヒラリー・クリントン候補が「トランプ氏を支持する人たちは“DEPLORABLES”だ」と表現するなど、選挙期間中に広く使用されていた。
今年のエミー賞授賞式はトランプ大統領に関するジョークが好評を博しているトーク番組「ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルベア」のスティーヴン・コルベアが司会を務め、「サタデーナイト・ライブ」でトランプ大統領にふんしたアレック・ボールドウィンがコメディーシリーズ部門の助演男優賞を獲得し、ヒラリーなどを演じたケイト・マッキノンが助演女優賞を手にした。また、トランプ大統領と縁深い元ホワイトハウス報道官のショーン・スパイサーがサプライズゲストとして登場していた。(五十嵐洋介)
【お詫び:司会者のスティーヴン・コルベア氏をデヴィッド・レターマンと誤って記述いたしました。お詫びして訂正いたします。9月21日】