新垣結衣、心折れないように…ナイーブな一面にファン魅了!
女優の新垣結衣が2日、都内で行われた映画『ミックス。』金メダルペアとミックス!試写会にサプライズ登場し、ナイーブな一面を明かしてはにかみ、ファンを魅了した。この日は、2017年世界卓球選手権の混合ダブルスで金メダルを獲得し、本作にもカメオ出演しているプロ卓球選手の石川佳純と吉村真晴、石川淳一監督、川口陽陽(劇中卓球指導)も来場した。
ドラマ「リーガルハイ」などの人気脚本家・古沢良太がオリジナルで書き下ろした本作は、不器用でどこか欠点だらけの登場人物たちが、卓球の男女混合ダブルス(=ミックス)を通じて小さな奇跡を起こす、恋と人生の再生物語。
約1,100人の観客が集まった会場にサプライズ登壇し、絶叫にも似た大歓声を浴びる新垣は、笑顔で手を振りながらその声に応えると、「こういった形のイベントはなかなかないので緊張しています」と言いつつ、「楽しんでください」とあいさつ。
そして、オファーを受けた時の心境を尋ねられると「どうなるかわからなかったです。卓球を題材にした作品はそんなに多くないですし、コメディーとラブストーリーがどういう風に組み合わさって、どういうことになるかが想像つかなかったです」と素直な思いを吐露。また天才卓球少女の多満子を演じるにあたり、「福原愛選手を参考にすると決まっていたので、(福原選手の)DVDを見たり動画検索をしたりしました」と役づくりを振り返った。
そんな新垣が作り上げた多満子について、石川選手は「フォームがすごくきれいで、かっこいいと思いましたし、リーチが長く、どこのボールでも届くのがうらやましい」と絶賛。川口も「実業団選手のようなプレイでした」と褒めると、「僕らには練習しているところを見せないんですが、裏でめっちゃ努力しているのがわかるんですよね」としみじみと語っていた。すると新垣は、他のキャストと違って本番前にラリーなどをしなかったことに関して、「実際に球に触れて、イメージ通りにできなかったらショックじゃないですか。心が折れるから触らないようにしていたんです」とナイーブな一面をのぞかせ、照れ笑い。キュートな姿でファンをトリコにしていた。(取材:錦怜那)
映画『ミックス。』は10月21日より全国公開