ガッキーが新喜劇に!関西弁披露
映画『ミックス。』(10月21日公開)に出演している新垣結衣と瑛太が4日に大阪を訪れ、「笑いの殿堂」と名高い吉本新喜劇に出演した。新喜劇の舞台はもちろん、演者として舞台に立つのも初めてだったという新垣は、瑛太と2人で関西弁を披露したほか、酒井藍座長や池乃めだから新喜劇メンバーとともに会場を笑いの渦で包み込んだ。
新垣と瑛太がダブル主演を務めた『ミックス。』は、卓球がテーマのロマンティックコメディー映画。失恋して田舎に逃げ帰った元天才卓球少女・多満子(新垣)が、落ちぶれた元ボクサーの萩原(瑛太)と男女混合ダブルスペアを結成し、卓球を通して再び人生に向き合っていくさまを描き出す。
宣伝キャンペーンの一環として大阪にやってきた新垣と瑛太の2人はまず、酒井座長と池乃にあいさつ。ほかの新喜劇メンバーも加わって本読みなどを行って本番に備えたが、まもなく本番となると新垣は「緊張します」とコメント。瑛太が「こんな機会はめったにないから楽しみましょう!」と激励する場面もあった。
この日、700席満席となった会場で披露された新喜劇は旅館が舞台。酒井座長演じる仲居はありえない接客態度で笑いを誘い、旅館の未来を案じて温泉卓球を提案。卓球に詳しい友達がいるということで紹介され、新垣と瑛太が登場した。会場は一瞬何が起きているのかと静まり返るも、すぐさま悲鳴に近い歓声に包まれてヒートアップ! 新喜劇メンバーが観客に「静かに!」と言わないと舞台が進行できないほどの大歓声が巻き起こった。
そして2人は新喜劇メンバーとかけあいを繰り広げ、酒井座長が「卓球の実力を見せて」と新垣と瑛太に卓球ラケットを持ってくるも、瑛太が「ボールがないですやん!」と返し、新垣も関西弁で「ボールここにありますやん!」と続けて酒井の肩を叩くと会場は大爆笑。酒井座長が「そうそう、私が卓球のボールだけど、ラケットがこんな大きくないとね……て、私人間ですねん」とお決まりのノリツッコミをかましてさらに会場を盛り上げた。
その後、池乃が舞台に登場しても誰も気づかず全員がウロウロと池乃を探し、「みさ~げて~ごらん~♪」と池乃が歌うとやっと気づくという鉄板ネタにも参加した新垣と瑛太。終了後、新垣は「一瞬でしたがとても楽しかったです。お客さんが喜んでくれて本当によかったなと思います」と振り返り、瑛太は「本番中、僕はめだか師匠の足を踏んでしまいました。ちょっと謝る機会がなかったのでこの場を借りてお詫び申し上げます」とコメントしていた。(編集部・海江田宗)