死の女神役！天海祐希＆ケイト・ブランシェットが美の競演

　映画『マイティ・ソー　バトルロイヤル』のワールドプレミアが現地時間10日、ロサンゼルスのエル・キャピタン・シアターで開催され、死の女神ヘラ役のケイト・ブランシェットと日本語吹替版で彼女の声を務めた天海祐希が初対面を果たした。

【画像】天海祐希も参加！『マイティ・ソー　バトルロイヤル』ワールドプレミア

　ヘラは、ソーの武器ムジョルニアさえ容易に粉砕するほどの圧倒的なパワーと、悲しい過去を持つ複雑なキャラクター。満を持してのマーベル映画史上初の女性悪役ということで、2度のオスカー受賞を誇る名女優ケイトが起用された。そして本国ディズニーからそんなケイトの声質に相応しいとこの役に抜てきされたのが、『メアリと魔女の花』『ミニオンズ』など多くの話題作で声優を務めてきた天海だ。

　この日、ケイトはグッチの光り輝くゴールドのドレス、天海はトム・フォードの上品なピンクのドレスを身にまとい、そろって“美の女神”というべき美しさ。レッドカーペットで初対面を果たし、天海から「あなたの声を演じられて光栄でした」と告げられると、ケイトは「あなたの声の演技、ぜひ聞いてみたいわ！　次に日本に行った時には、拝見させていただくわね」と大興奮。「きっとハマり役でしょうね！」「ハンマーに、ネイルもマッチしていて、その上、ルックスまでヘラそのものね！」とお墨付きをもらっていた。

　その後、ワールドプレミアで本編を鑑賞した天海は「申し訳ないですね、一足先に観てしまって！　素晴らしく面白かったです！　観客も大爆笑していました」とコミカルな作品の出来を絶賛。ケイトとの対面を振り返り、「お目にかかることができてうれしかったです。彼女の口の動きに合わせて、日本語のセリフにきちんと気持ちを乗せようと、ケイトさんの、もしくはヘラの声とずっと近くにいたので、とてもうれしかったです」とほほ笑んだ。（編集部・市川遥）

映画『マイティ・ソー　バトルロイヤル』は11月3日より日米同時公開